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J-GLOBAL ID：201502214556708533   整理番号：15A0993177

動的核スピン偏極法によるコントラスト変調中性子小角散乱J-PARC飛行時間法の場合

Contrast Variation Small Angle Neutron Scattering by Dynamic Nuclear Polarization: A Case of Time-of-Flight Method in J-PARC

著者 (10件)： 能田洋平 (茨城大) ,  小泉智 (茨城大) ,  増井友美 (住友ゴム工業) ,  間下亮 (住友ゴム工業) ,  岸本浩通 (住友ゴム工業) ,  山口大輔 (日本原子力研究開発機構) ,  熊田高之 (日本原子力研究開発機構) ,  高田慎一 (日本原子力研究開発機構) ,  大石一城 (総合科学研究機構) ,  鈴木淳市 (総合科学研究機構)
資料名： 波紋  (Hamon)
巻： 25  号： 3  ページ： 214-221  発行年： 2015年08月 
JST資料番号： L4558A  ISSN： 1349-046X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 中性子は原子核により散乱され,その散乱長は同位体で異なる。同位体置換により,構造は同一であるがコントラストのみが異なる試料を作成でき,「コントラスト変調法」として役立つ。筆者らは水素核スピン偏極を小角中性子散乱におけるコントラスト変調に応用してきた。本稿では,核スピン偏極の原理に触れながら,J-PARCの物質・生命科学実験施設(MLF)TAIKANビームライン(BL15)における筆者らの最近の実験で得られた成果を報告した。また,核スピン偏極実験のパルス中性子源における特有の事情についても議論した。

シソーラス用語： 核スピン ,  スピン分極 ,  コントラスト ,  *小角中性子散乱 ,  研究施設 ,  *飛行時間法 ,  中性子源 ,  *核分極 ,  ラジカル ,  ゴム ,  干渉性散乱
準シソーラス用語： J-PARC ,  コントラスト変調 ,  シリカ充填ゴム ,  パルス中性子源 ,  *動的核分極

分類 (1件)： その他の線源の利用  (MC01060N)

物質索引 (1件)： TEMPO

引用文献 (8件)：

• H. Glattli, and M. Goldman, "Methods of Experimental Physics" Vol. 23 Part C, 241(1987).
• T. Kumada et al., Physica B 404, 2637 (2009).
• Y. Noda et al., Physica B 404, 2572 (2009).
• Y. Noda et al., J. Appl. Cryst. 44, 503 (2011).
• Y. Noda et al., Phys. Proc. 42, 52 (2013).

タイトルに関連する用語 (7件)： 核 ,  スピン偏極 ,  コントラスト ,  変調 ,  中性子小角散乱 ,  J-PARC ,  飛行時間法