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J-GLOBAL ID：201502216531926075   整理番号：15A0827721

有限混合モデルを用いた新たな再構築法

著者 (5件)： 長谷川聡 (NTT) ,  菊池亮 (NTT) ,  五十嵐大 (NTT) ,  濱田浩気 (NTT) ,  千田浩司 (NTT)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 115  号： 45(ICM2015 1-7)  ページ： 185-191  発行年： 2015年05月14日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 近年,プライバシを保護しながら統計分析を行うことができる技術として,データを撹乱してプライバシを保護し,その後データの分布を推定して得る(再構築と呼ぶ),撹乱再構築法が注目されている。従来の撹乱再構築法では,元データに対する一切の仮定をおかず,元データの分布を推定することから,精度良く再構築を行うためには大量のデータを必要としていた。しかしながら,実際には再構築に十分なデータ数がない場合も多く,そのような際でも精度よく再構築したいニーズがある。そこで,十分にデータがない場合でも精度よく再構築を行えるよう,分布の推定によく用いられる有限混合モデルと呼ばれる確率分布を仮定した新たな再構築法を提案する。(著者抄録)

シソーラス用語： *正規分布 ,  秘密 ,  表記法 ,  データ解析 ,  比較試験 ,  *データ保護 ,  プライバシー ,  *統計解析 ,  統計的推定 ,  精度 ,  *確率モデル
準シソーラス用語： プライバシー保護 ,  混合Gauss分布 ,  多次元データ ,  匿名化 ,  有限混合モデル

分類 (2件)： データ保護  (JD01020V) ,  数値計算  (JE02000J)

引用文献 (15件)：

• Sweeney, L.: k-anonymity: A model for protecting privacy, International Journal of Uncertainty, Fuzziness and Knowledge-Based Systems, Vol. 10, No. 05, pp. 557-570 (2002).
• LeFevre, K., DeWitt, D. J. and Ramakrishnan, R.: Incognito: Efficient full-domain k-anonymity, Proceedings of the 2005 ACM SIGMOD international conference on Management of data, ACM, pp. 49-60 (2005).
• LeFevre, K., DeWitt, D. J. and Ramakrishnan, R.: Mondrian multidimensional k-anonymity, Data Engineering, 2006. ICDE'06. Proceedings of the 22nd International Conference on, IEEE, pp. 25-25 (2006).
• 五十嵐大,千田浩司,高橋克巳:k-匿名性の確率的指標への拡張とその適用例,コンピュータセキュリティシンポジウム2009論文集,Vol.2009,pp.1-6(2009).
• Agrawal, R., Srikant, R. and Thomas, D.: Privacy preserving OLAP, Proceedings of the 2005 ACM SIGMOD international conference on Management of data, ACM, pp. 251-262 (2005).

タイトルに関連する用語 (2件)： 有限混合モデル ,  再構築