抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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コンテナ船の巨大化を巡って港湾関係者が抱える課題について述べた。コンテナ船は段階的に大型化の道を歩み,2013~2015年には超大型コンテナ船(ULCSs)と呼ばれる18,000~20,000TEU級が出現するに至った。大型化を先導する船社間の過剰な大型化競争によってコンテナ輸送市場は供給過剰に陥り,その結果,寡占か共倒れになる恐れが指摘されている。また,港湾インフラや荷役施設などへの追加投資や費用の負担について,サプライチェーン全体のステークホルダー間で,最適な負担の仕組みを議論する必要性が指摘されている。次の順に述べた。1)大型化し過ぎたコンテナ船,2)港湾関係者から湧き出た異論,3)ULCSsのもたらす問題。