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J-GLOBAL ID:201502217822310310   整理番号:15A0778856

諏訪田遺跡表採ガラス棒状製品の化学分析

著者 (3件):
資料名:
号: 50  ページ: 85-86  発行年: 2015年03月30日 
JST資料番号: X0667A  ISSN: 0285-6085  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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長岡市寺泊町の所在する諏訪田遺跡は,弥生中期後半を中心とした玉作遺跡として知られている。この遺跡より出土したライトブルーのガラス棒状品の色合いは,弥生時代における青色ガラス小玉の淡青色の色調に類似するが,その形状は国内では他に出土されていない特異な形状である。本研究では,このガラス棒状品の由来を知るため,蛍光線分析装置により化学的な組成分析を行った。得られた知見を以下に示す。1)本資料の化学組成は,二酸化珪素約50wt%,酸化鉛約37wt%,酸化カリウム約9wt%,酸化アルミニウム約2wt%であった。2)本資料はカリガラスよりもカリウム鉛ガラスに類似している。銅が呈色剤として用いられていると見られる。3)カリウム鉛ガラスは,11世紀に中国からもたらされて以降,平安後期のガラスに使用されてきた。4)以上の結果より,このガラス製品は弥生時代のものではないと判断すべきである。
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分類 (1件):
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ガラスの性質・分析・試験 
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