文献

J-GLOBAL ID：201502218022407223   整理番号：15A0863837

スペクトログラム画像を用いた楽曲印象分類による時間及び周波数情報と印象の関係分析手法の提案

A method for finding the relationship between music mood and the information of time and frequency by music mood classification using spectrogram images

著者 (2件)： 宮谷大輝 (東大) ,  中山英樹 (東大)
資料名： 情報処理学会研究報告(Web)  (IPSJ Technical Report (Web))
巻： 2015  号： MUS-106  ページ： VOL.2015-MUS-106,NO.24 (WEB ONLY)  発行年： 2015年02月23日 
JST資料番号： U0451A  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 近年インターネットやデバイスの発達により音楽の視聴状況が多様化し,膨大な曲から状況に合った曲を選択することが困難となっている。そこで楽曲の印象による分類の需要が増しているが,ジャンル識別等の他の分類問題とは異なり印象は音楽特徴との関係が明確でないことが知られている。そこで生の音源情報から楽曲の印象を推定し,印象に強く影響を与える要素を抽出する手法を提案する。まず特徴量として音源情報から生成したスペクトログラム画像の画像特徴量を用いる。さらに一定領域の周波数帯ごとに特徴量を抽出しフィッシャーの重みマップを分析することで,各周波数帯の印象判別への影響度合いを明らかにする。また楽曲を一定時間で区切り,その時間での特徴量をまとめて一つの特徴量として表現することで,事後確率から全体の印象への影響が大きい時間帯を分析する。本手法で得られた分析結果については主観評価実験により有効性の検証を行う。(著者抄録)

シソーラス用語： 図表 ,  感情 ,  *分類 ,  *音楽 ,  特徴抽出
準シソーラス用語： *スペクトログラム ,  印象 ,  *楽曲印象分類 ,  楽曲

分類 (1件)： 音声処理  (JE05000E)

引用文献 (8件)：

• 北村音壱ら,昭和50年代の青年に関する音色因子の抽出.音響学会聴覚研資,1978
• 篠原雄介ら,フィッシャー重みマップを用いた顔画像からの表情認識.電子情報通信学会技術研究報告パターン認識・メディア理解研究会,Vol.103,2004.
• Y.Costa et al., Music genre classification using LBP textural features. Signal Processing, 92(11), 2012.
• R Panda et al., Multi-modal music emotion recognition: A new dataset, methodology and comparative analysis. In Proc. CMMR, 2013.
• R M Haralick. Statistical and structural approaches to texture. In Proc. IEEE, 67(5), 1979.

タイトルに関連する用語 (7件)： スペクトログラム ,  楽曲 ,  印象 ,  分類 ,  数情報 ,  手法 ,  提案