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J-GLOBAL ID:201502218058504900   整理番号:15A1199971

太陽光発電の出力変動抑制用リチウムイオン電池の容量評価に関する検討

Study on Capacity Evaluation of Lithium-ion Battery for Photovoltaic Generation Fluctuation Suppression
著者 (4件):
資料名:
巻: PE-15  号: 75.78-82.111-118.120-123  ページ: 41-46  発行年: 2015年09月16日 
JST資料番号: F0788B  資料種別: 会議録 (C)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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近年,地球環境問題への関心などから太陽光発電(PV)の導入が住宅用および非住宅用を問わず拡大してきている。しかし,PVの発電出力は気象条件に依存して大きく変動するため,大量かつ集中的に系統に導入されると電圧上昇や周波数変動などを引き起こし,電力系統の安定運用を阻害する可能性がある。具体的な対策としては,出力変動を吸収するために十分な容量の調整電源を確保することが考えられる。一方,PVや風力発電の出力変動対策としては,調整電源による系統側対策だけでなく,蓄電池の利活用が検討されている。使用される電池としては,ナトリウム硫黄電池,ニッケル水素電池,リチウムイオン電池(LiB),鉛蓄電池などがあるが,本研究では,充放電効率が非常に高く,急速充放電が可能という特徴を有し,また定置型蓄電池システムとして普及が進むと予想されているLiBを用いた出力変動抑制を検討している。しかし,LiBは非常に高価なことから可能な限り小さな容量で出力変動を抑制することが望ましい。具体的な蓄電池の制御手法としてはいくつか提案されているが,本研究では,平滑化フィルタの代わりに合成出力に対して変化速度リミッタを用いる手法をベースとした制御手法を提案した。また,蓄電池容量を予め把握しておく必要性が高まってきたなどの背景から,長期(1年間)の時系列データに基づき,出力変動抑制に必要な蓄電池容量の評価を行った。その結果,PVの定格出力に対して約6割程度の容量が必要であること,また,その要因としてはkW容量が律速となっていることがわかった。
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分類 (3件):
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二次電池  ,  太陽光発電  ,  電力系統一般 
タイトルに関連する用語 (4件):
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