文献

J-GLOBAL ID：201502222443595203   整理番号：15A0423297

水田の潜在能力発揮等による農地周年有効活用技術の開発-冬期の水田活用を促進する高品質な冬作物品種の開発 第1章 小麦チーム 8 暖地向け良色相・高製粉性通常アミロース小麦品種の育成

著者 (6件)： 中村和弘 (農業・食品産業技術総合研究機構 九州沖縄農業研究セ) ,  松中仁 (農業・食品産業技術総合研究機構 九州沖縄農業研究セ) ,  岡見翠 (農業・食品産業技術総合研究機構 九州沖縄農業研究セ) ,  藤田雅也 (農業・食品産業技術総合研究機構 九州沖縄農業研究セ) ,  八田浩一 (農業・食品産業技術総合研究機構 九州沖縄農業研究セ) ,  久保堅司 (農業・食品産業技術総合研究機構 九州沖縄農業研究セ)
資料名： 農林水産省農林水産技術会議事務局研究成果  (農林水産技術会議事務局研究成果)
号： 531  ページ： 34-38  発行年： 2015年02月27日 
JST資料番号： S0070A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： (ア)通常アミロース小麦品種として,「ちくごまる」(西海191号)の品種登録出願を行った。「ちくごまる」は「農林61号」と比較して,出穂期で6日程度,成熟期で3日程度早生の品種で,耐倒伏性やかび毒低蓄積性など農業特性に優れている。しかしながら,実需者による菓子加工適性評価において,「シロガネコムギ」との比較で「優れている点」が顕著ではなかった。(イ)西海189号//北見81号/イワイノダイチの交配組み合わせから,西海番号候補系統として,製粉歩留が高く,色相に優れる,羽系W1409と羽系W1412の2系統を選抜した。(著者抄録)

シソーラス用語： *コムギ ,  *作物育種 ,  含有量 ,  栽培品種 ,  評価 ,  耐病性 ,  品質特性 ,  *新品種
準シソーラス用語： アミロース含量 ,  ちくごまる ,  早生種 ,  適性評価 ,  病害抵抗性 ,  *品種育成 ,  *品種開発

分類 (2件)： 作物の品種改良  (FC02030G) ,  麦  (FC03033M)

引用文献 (5件)：

• 九州農試水田利用部小麦育種研究室(1992)小麦品種「農林61号」及び「農林60号」の育成について.九州農業試験場研究資料.78:51-89.
• 吉田美夫ら(1977)小麦新品種"シロガネコムギ'について.九州農業試験場報告 19(1):1-12
• Oda M. et al. (1980) A method of flour quality assessment for Japanese noodles. Cereal Chem. 57 (4): 253-254.
• Nishio Z. et al. (2009) Influence of Amylose Content on Cookie and Sponge Cake Quality and Solvent Retention Capacities in Wheat Flour. Cereal Chem. 86 (3) : 313-318.
• 柳沢朗ら(2007)秋まきコムギ新品種「きたほなみ」の育成.北海道立農試集報 91:1-13.

タイトルに関連する用語 (15件)： 水田 ,  潜在能力 ,  農地 ,  有効活用 ,  開発 ,  活用 ,  促進 ,  高品質 ,  品種 ,  小麦 ,  チーム ,  暖地 ,  色相 ,  製粉性 ,  アミロース