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J-GLOBAL ID:201502226355767016   整理番号:15A0348688

中部日本,濃尾地震断層帯周辺におけるコーダQの空間変動:S波速度及び地震活動との関連

Spatial variation in coda Q around the Nobi fault zone, central Japan: relation to S-wave velocity and seismicity
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資料名:
巻: 66  号: Aug  ページ: WEB ONLY  発行年: 2014年08月 
JST資料番号: U0519A  ISSN: 1880-5981  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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コーダQと剪断波速度及び地震活動との関係を評価するために,高歪速度帯における濃尾平野断層帯周辺のコーダQの空間的変化を調査した。稠密地震観測から波形データを得た。高い歪速度帯の新潟神戸構造帯をたどる低コーダQは,1~2Hzの最低周波数帯で区別される。しかし,より高い周波数では,コーダQのこのような空間パターンは不明瞭である。1~2Hzの周波数帯におけるコーダQと深度25kmでのS波速度摂動との間に良好な正の相関が発見された。そのコーダQは,脆性-延性遷移帯下における延性変形を反映していることが示唆される。また,1~2Hz周波数帯域におけるコーダQは,10~15km深度の地震活動と負の相関をしており,それは,低コーダQ領域において高いストレス速度が存在することを意味している。従来研究の結果と一緒にこれらの事実は,脆性-延性遷移帯下の高変形速度が,この領域の地表において全地球測位システム(GPS)によって観察された高い歪速度を生み出していることを意味している。(翻訳著者抄録)
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