抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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電気集塵装置における,空気中の粒子濃度が高い場合の帯電部の最適な電極構造について述べた。まず,実験システムの概要として,集塵部は高電圧印加用の平板電極と接地平板電極とが交互に配列されていることや,線電極と電極間距離などについて述べた。次に,電極構造の最適値の検討項目として,1)接地電極長,2)線電極ピッチ,3)電極構造について述べた。1)では,特定の注入電力と電極間隔の条件下で,集塵率が接地電極長の変化に対し極大値・極小値を有すなどの現象を考察した。2)では,いずれの注入電力においても,18mmのピッチで集塵率が極大であり,粒子濃度の影響も受けないとした。3)では,3種類の電極構造において,最適電極長と最適ピッチを検討し,それぞれについて高集塵性能であった条件での集塵力の電力特性を示し,最適な電極構造を提示した。最後に,電極間隔が集塵率のエネルギー効率に大きく影響することを強調した。