文献

J-GLOBAL ID：201502227993418360   整理番号：15A0103851

中性子が教えるありのままの磁場の姿

著者 (2件)： 篠原武尚 (原子力機構) ,  篠原武尚 (J-PARC)
資料名： 波紋  (Hamon)
巻： 24  号： 特別号  ページ： 33-34  発行年： 2014年11月 
JST資料番号： L4558A  ISSN： 1349-046X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 中性子線を使って空間中の磁場を直接観察する技術を簡単に説明した。中性子を使った磁場の可視化実験では,中性子ビームの一つのスピン成分のみのスピン偏極した中性子ビームを照射し,磁場空間を透過した後,中性子スピンの状態を検出して,中性子ビームが感じた磁場の強さや向きを調べる。トランスの鉄心に使われている磁性材料中に発生した磁場の分布を調べた結果を説明した。中性子の高い透過能力を利用するのがコンピュータトモグラフィー(CT)技術であり,磁化の断層鏡を再構成することが可能となる。

シソーラス用語： 中性子ビーム ,  磁場 ,  可視化 ,  スピン ,  *磁心 ,  分布 ,  *計算機トモグラフィー ,  *中性子ラジオグラフィー
準シソーラス用語： コンピュータトモグラフィー ,  磁化分布 ,  磁場分布 ,  中性子イメージング ,  中性子スピン ,  鉄心

分類 (2件)： 磁性体測定技術・装置  (BM06030I) ,  その他の線源の利用  (MC01060N)

タイトルに関連する用語 (2件)： 中性子 ,  磁場