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J-GLOBAL ID:201502240938801134   整理番号:15A0638830

吹き払い柵の防雪機能と下部間隙の関係について

著者 (4件):
資料名:
号: 744  ページ: 26-30  発行年: 2015年05月10日 
JST資料番号: G0057A  ISSN: 1881-0497  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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積雪寒冷地の冬期道路では,吹雪への対策として,防雪柵の整備を行っている。上下2車線の道路では,道路敷地内に設置可能な吹き払い柵を用いることが多い。吹き払い柵は,傾斜した複数の防雪板で風の流れを下向きに変え,ドライバーの目線での飛雪量を減らすことで,視程障害を緩和させ,高さ1m程度の下部間隙から吹き出す強風で,道路上の雪を吹き払う。多雪地帯では,積雪により下部間隙が狭められるので,吹き払い機能が低下し,吹きだまりが形成されるので,吹き払い柵の採用は不適とされている。ただし,防雪柵の下部間隙の閉塞と防雪機能の定量的な関係は,明らかではない。そこで,筆者らは,寒地土木研究所石狩吹雪実験場に吹き払い柵を設置して,現地観測を行い,下部間隙の閉塞が防雪機能に及ぼす影響を調査した。その結果,吹き払い柵の視程障害緩和効果は,閉塞率によらず発揮されるが,閉塞率の増加に伴い,その効果が低下した。閉塞率の増加とともに,吹き払い効果が減少するので,下部間隙の確保が重要だった。
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分類 (3件):
分類
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道路付属施設  ,  運転者  ,  道路の維持修繕 
引用文献 (5件):
  • (独)土木研究所寒地土木研究所:道路吹雪対策マニュアル(平成23年改訂版)(http://www2.ceri.go.jp/fubuki_manual/)、p1-3-32,2011.3
  • 日本雪氷学会北海道支部(編):雪氷調査法、pl9、1991
  • 近藤純正:水環境の気象学-地表面の水収支・熱収支-、朝倉書店、p101、1998
  • 竹内政夫:吹雪時の視程に関する研究、土木研究所報告、74、pp1-31、1980
  • 佐藤威、望月重人、根元征樹:吹き払い式防雪柵の防雪性能に関する風洞実験、東北の雪と生活、pp75-78,2004
タイトルに関連する用語 (3件):
タイトルに関連する用語
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