抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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香川県西部,鮮新-更新統三豊層群財田層には,もとの円磨された面ときめの粗い破断面を持ち,2つの面を画する陵がシャープな礫が多量に含まれ,本報告ではそれを破断円礫と呼ぶ。そのような破断円礫は財田層中の礫全体の31%を占め,現河床堆積物中の割合と比べてきわめて高い。財田層中の破断円礫は,断層運動による円礫の破断とその後の流水による運搬・再堆積によるものと考えられる。陵がシャープな破断円礫が地層中に多数認められた場合には,その近傍に断層が存在し,地層の堆積と同時に活動していた可能性が高い。(著者抄録)