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J-GLOBAL ID:201502258675269501   整理番号:15A0568494

人見知りの子どもとロボットの良好な関係構築に向けた遊び行動の分析

Play Strategies for Building Good Relationships between Shy Children and Robots
著者 (10件):
資料名:
巻: 55  号: 12  ページ: 2524-2536 (WEB ONLY)  発行年: 2014年12月15日 
JST資料番号: U0452A  ISSN: 1882-7764  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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核家族における育児負担軽減などを目的として,我々は家庭内で子どもと遊ぶロボットの実現を目指している。具体的には,子どもの遊び友達となり,親が家事などをする30分ほどの間,子どもの興味を引きつけ遊んでいてくれるロボットである。保育者が誰とでも遊べるように,このロボットがどんな子どもとも柔軟に遊べることが望ましいと我々は考えている。しかし実際は,子どもの内向的性格などが原因で一緒に遊べない場合がある。そこで本研究では,ロボットとの良好な関係構築が容易でない子どもへの対応方法を検討し,その方策として,子どもの性格に応じた行動選択の仕組みを考える。この仕組みを実現する第1歩として,本論文では“人見知りの子どもが親近感を持つために有効な遊び行動が存在する”という仮説を検証する。まず我々はロボットが子どもに対して親密な態度を示しやすい“親和的遊び行動”と,不安が強くても遊べる“不安緩和遊び行動”を定義し,遊び行動を分類した。そして保育者が遠隔操作するロボットと5~6歳児との遊び実験を行い,これらの遊び行動と親近感の関係を調べた。その結果,“親和的遊び行動”と“不安緩和遊び行動”の両方の要素を持つ遊び行動が,人見知りの子どもに有効であることが示唆される結果を得た。(著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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人間機械系  ,  人工知能 
引用文献 (22件):
タイトルに関連する用語 (5件):
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