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J-GLOBAL ID:201502258927855310   整理番号:15A0701140

FIT制度における木質バイオマス供給の課題:宮崎県における「林地残材」の事例

著者 (1件):
資料名:
号: 68  ページ: 15-19  発行年: 2015年03月31日 
JST資料番号: L2396A  ISSN: 1347-0779  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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2012年に「再生可能エネルギーの固定価格買取制度」(FIT制度)が施行され,宮崎県でも木質バイオマス発電への取組が活発となり,全国最多の6件の事業計画が公表されていた。宮崎県は,豊富な森林資源と比較的充実した林業基盤を背景に,FITで利用対象となる木質バイオマスの発生量が多く,とりわけ林地残材は今後の活用が期待されていた。しかし,実際に利用可能となる林地残材量は発生量よりも少ないと見込まれており,安定供給の確保が重要課題となっていた。宮崎県における林地残材の流通構造は,商流については,出荷者-集荷者-発電事業者が基本型であり,物流については,山元-集積拠点-チップ加工施設-発電施設が基本型であるが,それぞれ地域の状況に応じて変化型がみられた。林地残材の供給量を安定的に増加させるためには,森林管理・林業活動の振興による発生量の増大と,採算性の向上,出荷者の拡大,商流の整備・促進による利用可能量の増大とが重要と考えられた。(著者抄録)
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分類 (4件):
分類
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森林経営・経理  ,  樹皮,その他の林産物  ,  生物燃料及び廃棄物燃料  ,  火力発電 
引用文献 (10件):
  • バイオマス産業社会ネットワーク(2014)バイオマス白書2014(アクセス:2014年5月27日) (http://ww2.npobin.net/hakusho/2014/index).
  • 経済産業省(2014)経済産業省webサイト(アクセス:2015年1月8日)(http://www.enecho.meti.go.jp/category/saving_and_new/saiene/kaitori/kakaku.html).
  • 香月英伸(2012)森林技術,846:13-15.
  • 久保山裕史(2013)木質バイオマスの利用可能性(「木質バイオマス利用の可能性と持続可能な森林経営の実現」シンポジウム講演要旨),10pp.
  • 宮崎県(2010)宮崎県木質バイオマス活用普及指針,192pp.
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