B.moriの絹フィブロインにおける分子間充填:モデルペプチド(Ala-Gly)<sub>15</sub>の多核NMR研究はII型絹における不均一逆平行逆極性モードの集合を明らかにする

ASAKURA Tetsuo; ASAKURA Tetsuo; OHATA Takuya; KAMETANI Shunsuke; OKUSHITA Keiko; YAZAWA Koji; NISHIYAMA Yusuke; NISHIMURA Katsuyuki; AOKI Akihiro; SUZUKI Furitsu; KAJI Hironori; ULRICH Anne S.; WILLIAMSON Mike P.

文献

J-GLOBAL ID：201502269763482314 整理番号：15A0429444

B.moriの絹フィブロインにおける分子間充填:モデルペプチド(Ala-Gly)₁₅の多核NMR研究はII型絹における不均一逆平行逆極性モードの集合を明らかにする

Intermolecular Packing in B. mori Silk Fibroin: Multinuclear NMR Study of the Model Peptide (Ala-Gly)₁₅ Defines a Heterogeneous Antiparallel Antipolar Mode of Assembly in the Silk II Form

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資料名：
巻： 48 号： 1 ページ： 28-36 発行年： 2015年01月13日
JST資料番号： B0952A ISSN： 0024-9297 CODEN： MAMOBX 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：アメリカ合衆国 (USA) 言語：英語 (EN)

カイコガBombyx mori由来のII型絹の構造を明らかにするために,アラニン(Ala)およびグリシン(Gly)残基から構成されるモデルオリゴペプチド(Ala-Gly)₁₅の固体構造を多核NMRにより解析した。固相¹H,¹³Cおよび¹⁵N NMRの測定と,CASTEPプログラムを用いた周期境界条件下の形状最適化計算を行うことで,(Ala-Gly)₁₅のエネルギー最小化構造を決定した。二次元DQMAS ¹H NMRにより相対的¹H-¹H近接性を測定し,比較することにより,構造モデル計算の結果を検証した。計算結果と実験結果値はよく一致し,この結果から(Ala-Gly)₁₅が約2:1の比率で2種類の充填配置をとることが分かった。B.moriのII型絹が2種類の鎖充填配置の混合物であると結論した。

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分子構造 , 高分子固体の構造と形態学 , 有機化合物のNMR , ペプチド

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B.moriの絹フィブロインにおける分子間充填:モデルペプチド(Ala-Gly)15の多核NMR研究はII型絹における不均一逆平行逆極性モードの集合を明らかにする

B.moriの絹フィブロインにおける分子間充填:モデルペプチド(Ala-Gly)₁₅の多核NMR研究はII型絹における不均一逆平行逆極性モードの集合を明らかにする