文献

J-GLOBAL ID：201502273617871802   整理番号：15A0424254

検索クエリを用いたライフログ閲覧時の記憶想起補助の提案

Lifelog with Search Queries for Memory Retrieval

著者 (3件)： 久保田彰 (大阪大) ,  酒田信親 (大阪大) ,  西田正吾 (大阪大)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 114  号： 410(MVE2014 49-73)  ページ： 111-116  発行年： 2015年01月15日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： カメラ付き携帯端末の普及に伴い,ライフログが実現可能になりつつある。写真によるライフログはスマートフォンだけで実現可能で,HMC等の特別なデバイスの装着の必要が無く,ユーザへの身体的・運用的な負担が少ないライフログといえる。しかし,写真によるライフログは閲覧の際,写真撮影の背景や動機,目的の想起が困難となる問題が発生する。この問題を解決するため,ユーザが使用した検索クエリをライフログの重要な要素の一つとして捉え,背景・目的・動機などの内向的な行動理由の共起をユーザへ促すことを提案する。本稿では検索クエリを導入したライフログアプリケーションを示し,検索クエリの提示が想起に与える影響を調査するための実験設計を示す。(著者抄録)

シソーラス用語： 想起 ,  助成 ,  質問 ,  *記録 ,  *携帯端末 ,  バックグラウンド ,  目標設定 ,  *実験計画法
準シソーラス用語： *ライフログ ,  記憶想起 ,  *携帯端末装置 ,  支援 ,  *実験設計 ,  背景 ,  目的 ,  問合せ

分類 (3件)： 電子・磁気・光学記録  (NC06020F) ,  撮像・録画装置  (ND12032E) ,  計算機システム開発  (JD02010R)

引用文献 (12件)：

• K.Aizawa, T.Hori, S.Kawasaki, and T.Ishikawa, “Capture and efficient retrieval of life log“ Pervasive 2004 Workshop on Memory and Sharing Experiences pp.15-20, Vienna, Austria, Apr.2004.
• 中村祐一,“映像によるライフログ“,情報の科学と技術,63巻,2号,pp.57-62, Febr,2013
• K.Kitamura, T.Yamasaki, K.Aizawa, “FoodLog: Capture, Analysis and Retrieval of Personal Food Images via Web“, Copyright 2009 ACM, pp.23-29, Beijing, China, Oct.2009.
• S.Rokunaga, S.Matsumoto, M.Nakamura, “ReceintLog : A Consumer-Oriented Lifeloz Service for Storing and Reviewing Daily Receipts“,電子情報通信学会技術研究報告.SS,ソフトウェアサイエンス 111(107),pp.23-28, Jun.2011.
• 中村聡史,“ライフログによる記憶拡張のための探索手法とその実践“,WISS 2013,高知, Dice.2013.

タイトルに関連する用語 (5件)： 検索クエリ ,  ライフログ ,  閲覧 ,  記憶想起 ,  提案