抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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短波海洋レーダを用いた海洋観測を行うと,船舶などでは実現の困難な高空間分解能での海面流速の動きを観測できる。日本海へ流入する対馬暖流の観測を,遠距離海洋レーダ(短波海洋レーダ)を用いて行うため2014年に長崎県対馬市上対馬と山口県萩市相島にそれぞれレーダ観測サイトを設置した。短波海洋レーダによる観測は,海面流速を2次元の流れとして表示するために最低でも電波を送受信できる設備2局分のレーダ装置の設置が必要となるが,この対馬暖流観測においては,レーダの新技術として送信局を1局,受信局2局によるバイスタティク受信方式による観測を行ったので,その方式と初期結果を紹介する。(著者抄録)