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J-GLOBAL ID:201502288623026755   整理番号:15A0157105

後期追肥によるイネのいもち病発病を助長させない飼料米生産

著者 (3件):
資料名:
号: 65  ページ: 13-18  発行年: 2014年12月19日 
JST資料番号: F0809A  ISSN: 0368-623X  CODEN: KNBKAY  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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多窒素条件下においていもち病の発病を抑制した飼料米生産を可能にする方法として,いもち病発生初期の追肥を控えることで稲体窒素量を抑え,通常より遅い時期に追肥を行った場合の効果を調べた。後期追肥区ではいもち病の発病が普通期追肥区に比べ抑制されたが,追肥効果は年度によって変動し,薬剤処理ほど明瞭な効果は見られなかった。後期追肥による収量への影響は認められず,粗玄米タンパク質含量は上昇した。薬剤4成分処理を対照として,後期追肥と組み合わせによる成分数削減を検討した。箱剤施用と茎葉散布剤を用いた栽培では葉いもちおよび穂いもちにおいて高い防除価を示した。茎葉散布剤のみでは,後期追肥区の減農薬区で普通期追肥区の4成分区と同程度の防除価が認められた。真性抵抗性イネ品種や圃場抵抗性の強いイネ品種を用いると多窒素条件でもいもち病の薬剤防除は不要であった。SPAD値(葉緑素量)は,普通期追肥区より後期追肥区で低く推移した。(著者抄録)
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分類 (4件):
分類
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飼料作物,草地  ,  菌類による植物病害  ,  栽培的防除  ,  施肥法・肥効 
引用文献 (11件):
  • 浅井英樹ら (2013) 飼料米の生産給与技術マニュアル〈2013年度版〉 (大田久明ほか編), 独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構, 茨城, pp.15-110.
  • 浅賀宏一 (1981) イネ品種のいもち病に対する圃場抵抗性の検定方法に関する研究.農事研報 35 : 51-138.
  • 東 正昭 (1996) イネ育種マニュアル (山本隆一ら共編), 養賢堂, 東京, pp11-13.
  • 勝部利弘・越水幸男 (1970) いもち病による水稲の被害機構に関する研究. 東北農業試験場研究報告 39 : 55-96.
  • 新・食品分析法編集委員会編 (1999) 新・食品分析法, 日本食品科学工学会, 光琳, 東京 pp.30-45.
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