抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本研究の目的は,1)降雨流出プロセス数を統一的に決定する手法を検討すること,2)降雨流出プロセス数の成因について考察すること,である。日野・長谷部(1982)の手法である片対数プロットの逓減曲線によるフィルター分離法を用いた成分分離を利用して,日本の第一級河川109流域と沖縄県の2流域について河川流量の成分分離を行った。その結果,1)日本の流域の降雨流出プロセス数は3つまたは4つの割合が高かったが,北海道,東北では5つの割合が高いことや,北海道,東北以外ではプロセス5がほとんど確認されないこと,2)成分分離した結果によると,降雨流出プロセス番号と時定数T
Cの関係が一意に決まらないこと,などが分かった。