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J-GLOBAL ID：201502289750318559   整理番号：15A0204526

水田転作圃場における湿害対策 飼料作物を利用した湿害,塩害対策について

著者 (3件)： 加藤直樹 (農研機構 九州沖縄農業研究セ) ,  服部育男 (農研機構 九州沖縄農業研究セ) ,  小林良次 (農研機構 九州沖縄農業研究セ)
資料名： 農業および園芸  (Agriculture and Horticulture)
巻： 90  号： 1  ページ： 32-40  発行年： 2015年01月01日 
JST資料番号： G0801A  ISSN： 0369-5247  CODEN： NOOEA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 飼料作物など冬作における水田利用が望まれるが,湿害や塩害が問題となりその対策を考慮する必要がある。本稿では,飼料作物の耐湿性における種差,及び過去の塩害における除塩対策と牧草やイネなどの飼料作物による除塩促進技術について,生育に対する影響の観点から解説した。

シソーラス用語： 栽培 ,  *飼料作物 ,  脱塩 ,  *耐塩性 ,  土壌汚染 ,  塩害 ,  自然災害 ,  植物成長 ,  イタリアンライグラス ,  エンバク ,  オオムギ ,  水田 ,  乾物量 ,  生体吸収 ,  土壌改良剤 ,  栽培品種 ,  イネ ,  灌漑 ,  *耐湿性 ,  土壌改良 ,  土壌管理 ,  スーダングラス ,  雑草 ,  転換畑
準シソーラス用語： タチアオバ ,  飼料用イネ ,  除塩 ,  除染 ,  生育障害 ,  窒素吸収 ,  冬作 ,  排水対策 ,  水田転換畑

分類 (2件)： 土壌管理  (FB04070J) ,  飼料作物,草地  (FC03050J)

引用文献 (27件)：

• 有門博樹 1964. 通気組織系の発達と作物の耐湿性との関係. 第 13 報 イタリアン・ライグラスとエン麦の耐湿性の差異. 日本作物学会紀事 32 : 353-357.
• Asch ら 2000. Leaf K/Na ratio predicts salinity induced yield loss in irrigated rice. Euphytica 113: 109-118.
• 浜地ら 1985. 節間伸長期におけるビールオオムギの耐湿性. 日本作物学会九州支部会報 52 : 81-83.
• 肥田ら 2005. 不耕起栽培の夏季休閑期におけるカバークロップとしてのソルガムが耕土層の透水性に及ぼす効果. 農作業研究 40 : 89-96.
• 猪迫ら 1998. 干拓地土壌の化学特性と除塩に関する実験的研究. 鳥取大学農学部研究報告 51 : 17-24.

タイトルに関連する用語 (7件)： 水田 ,  転作 ,  圃場 ,  湿害 ,  対策 ,  飼料作物 ,  塩害対策