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J-GLOBAL ID：201502290525849721   整理番号：15A0558257

過渡現象にもとづいた宇宙機の熱変形試験に対する新しい手法

Novel Technique for Spacecraft’s Thermal Deformation Test Based on Transient Phenomena

著者 (7件)： ISHIMURA Kosei (The Inst. of Space and Astronautical Science/JAXA) ,  MINESUGI Kenji (The Inst. of Space and Astronautical Science/JAXA) ,  KAWANO Taro (The Inst. of Space and Astronautical Science/JAXA) ,  WADA Atsushi (The Inst. of Space and Astronautical Science/JAXA) ,  SHOJI Kazunori (NEC) ,  IKEDA Mizuho (NEC) ,  OMAGARI Kuniyuki (NEC)
資料名： Transactions of the Japan Society for Aeronautical and Space Sciences, Aerospace Technology Japan (Web)  (Transactions of the Japan Society for Aeronautical and Space Sciences, Aerospace Technology Japan (Web))
巻： 12  号： ists29  ページ： PC.29-PC.34 (J-STAGE)  発行年： 2014年 
JST資料番号： U0121A  ISSN： 1884-0485  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 最近の大型かつ高精度の宇宙構造物に関する厳しい要求に適合するには,軌道上における極めて高い構造形状安定性が必要である。低熱変形も,最も重要な特性の一つである。本論文では,宇宙機の地上における熱変形試験に対して新しい手法を提示した。同試験における要求計測精度は,要求される構造形状安定性に応じて益々,高くなっている。提示した試験手法では試験時間を短縮するために,熱負荷を局所的かつ迅速に印加した。この短い試験時間と熱負荷の限定印加法により,試験環境条件の変化が抑制され,良好な計測精度を確保できる。加えて,温度と変形量の計測値の間の相関を用いて熱変形の要因を特定するために,過渡的な熱変形を連続的に計測した。次期X線観測衛星ASTRO-Hの試験結果を用いて,本手法の有効性を示した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *宇宙構造物 ,  *熱変形 ,  *試験 ,  *過渡現象 ,  安定性 ,  測定精度 ,  熱負荷 ,  温度 ,  変形 ,  相関 ,  シミュレーション ,  急速加熱 ,  加熱 ,  天文衛星 ,  構造安定性 ,  数値シミュレーション ,  *宇宙機 ,  局部加熱 ,  *飛翔体
準シソーラス用語： *宇宙飛行体 ,  局所加熱 ,  国際X線天文衛星ASTRO-H

分類 (3件)： 風洞,各種試験装置,付属装置  (QK03010A) ,  飛しょう体の設計・構造  (QK04010H) ,  構造動力学  (HD02000E)

タイトルに関連する用語 (5件)： 過渡現象 ,  宇宙機 ,  熱変形 ,  試験 ,  手法