抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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道路防雪林の防雪効果を定量的に評価する指標の一つとして,樹冠(葉面積)の密度が考えられる。この葉面積密度を知るためには,葉の面積を直接計測する方法が用いられてきた。しかし多大な時間と労力を必要とする。そこで簡易に実施可能な非破壊による測定方法に着目した。非破壊による測定方法は2種類あり,LI-COR社のプラントキャノピーアナライザー(形式LAI-2000,PCA)を用いる方法と,デジタルカメラに魚眼レンズを装着し,全天写真から葉面積を求める方法がある。これらの2種類の方法により既存の道路防雪林の葉面積を計測し,防雪効果の指標として用いるため,相互に測定値が利用可能であるか比較を行った。その結果,PCAと全天写真によるLAI値は4方向平均において,顕著な差がなく,日射等の方位影響は小さいものと推定された。