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文献
J-GLOBAL ID:201502299572088752   整理番号:15A0550663

機械除草と米ぬか散布等を組み合わせた水稲有機栽培体系の抑草効果と収量性

著者 (15件):
資料名:
号: 24  ページ: 55-69  発行年: 2015年03月27日 
JST資料番号: L4600A  ISSN: 1881-6738  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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茨城県つくばみらい市の水田圃場において2008年から2013年までの6年間,高精度水田用除草機による除草作業と米ぬか散布を組み合わせた除草法を中核とした有機栽培体系を実践し,雑草抑制効果,水稲の生育および収量について慣行栽培と比較した。1.有機栽培圃場における移植6週後の雑草乾物重は,条間では6年間ともに雑草放任区の2%以下に抑えられていた。一方,株間では雑草放任区の6~35%と抑草効果が条間より低く変動が大きかったが,2010年を除き収量に影響しない程度の抑草効果が得られた。2.有機栽培圃場では,2011年以降に米ぬか散布時期を早めて移植時と1回目の除草作業時に変更し,さらに水稲の栽植密度を高めた結果,収穫期の雑草の残存量は顕著に減少した。3.高精度水田用除草機を利用した除草作業では,水稲の欠株が1回目の除草時に発生しやすく,除草作業終了後における欠株率は6年間の平均で6.0%であった。4.有機栽培圃場では,慣行栽培圃場に比べ生育期の草丈やSPAD値が全般に高かった反面,茎数は少ない傾向にあった,また,収穫期の稈長はやや長く,穂数は有意に少なかった。玄米収量は6年間の平均で慣行栽培の96%程度となった。5.本試験で実践した有機栽培体系は,概ね雑草による減収がなく慣行栽培に近い収量が得られたことから,農業現場への普及に有効な技術体系であると判断された。水稲の有機栽培で収量を安定,向上させるためには,栽植密度や有機質肥料利用法等の栽培管理を改善することにより穂数の増加等を図る必要がある。(著者抄録)
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分類 (1件):
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稲作 
引用文献 (31件):

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