特許
J-GLOBAL ID:201503029953038553

アンモニウム塩による還元性糖鎖遊離方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 山本 秀策 ,  森下 夏樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2014-244035
公開番号(公開出願番号):特開2015-107969
出願日: 2014年12月02日
公開日(公表日): 2015年06月11日
要約:
【課題】糖鎖分析の自動化のためのシステム構築に適用可能な糖鎖遊離法、特にO-結合型糖鎖分析を行うことができる糖鎖遊離法の提供。【解決手段】濃アンモニア水ではなく、濃アンモニア水の不存在下でアンモニウム塩又はイオンを用いることによって、pHを下げ、飛躍的にピーリング反応等の悪影響が回避されることを見出したことによって解決された。O-結合型糖鎖を有する糖鎖結合物質から該O-結合型糖鎖を生産する方法であって、A)該糖鎖結合物質に、濃アンモニア水の不存在下(たとえば、pHが約7以上約11未満の条件下)で、アンモニウム塩またはアンモニウムイオンを接触させる工程;B)A)で得られた反応液を中和する工程;及びC)遊離した糖鎖を回収する工程を包含する、方法。【選択図】図1
請求項(抜粋):
O-結合型糖鎖を有する糖鎖結合物質から該O-結合型糖鎖を生産する方法であって、 A)該糖鎖結合物質に、pHが7以上10未満の条件下でアンモニウム塩またはアンモニウムイオンを接触させる工程であって、該アンモニウム塩またはアンモニウムイオンとの接触は、飽和濃度の2分の1量から飽和濃度以上の量の該アンモニウム塩を加える条件で達成される、工程、; B)A)で得られた反応液を中和するかまたは酸性にする工程;および C)遊離した糖鎖を回収する工程 を包含する、方法。
IPC (7件):
C07H 5/06 ,  G01N 31/00 ,  G01N 27/62 ,  G01N 30/88 ,  G01N 30/06 ,  C07H 1/06 ,  C07H 7/027
FI (8件):
C07H5/06 ,  G01N31/00 V ,  G01N27/62 V ,  G01N31/00 Y ,  G01N30/88 N ,  G01N30/06 Z ,  C07H1/06 ,  C07H7/027
Fターム (13件):
2G041CA01 ,  2G041DA04 ,  2G041GA06 ,  2G042AA01 ,  2G042BD20 ,  2G042DA02 ,  2G042FA19 ,  2G042GA05 ,  4C057AA04 ,  4C057BB02 ,  4C057CC03 ,  4C057DD01 ,  4C057EE02
引用文献:
出願人引用 (1件)
  • 糖化学の基礎, 1984, p168-172,174,175
審査官引用 (2件)
  • 糖化学の基礎, 1984, p168-172,174,175
  • 糖化学の基礎, 1984, p168-172,174,175

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