特許
J-GLOBAL ID:201503030911593830

電子計量システム及び電子計量器のプログラム改竄処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 青稜特許業務法人 ,  ポレール特許業務法人
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-146350
公開番号(公開出願番号):特開2015-018477
出願日: 2013年07月12日
公開日(公表日): 2015年01月29日
要約:
【課題】 ある電子計量器にプログラム改竄を検知した場合、周辺の電子計量器のプログラム改竄を自動的に検査する。【解決手段】 電子計量器に設置場所に応じた電力供給制御ルールを設定しておき、その設置場所に応じてプログラム改竄検知処理の実行を管理する。電子計量器でプログラムの改竄を検知した時に、この電力供給制御ルールに従って電力の供給維持及び停止を判断する。また、改竄検知を中継器又は管理サーバ等の上位システムへ通知して、上位システムが改竄を検知した電子計量器の周辺の電子計量器へプログラム改竄検知の実行を指示する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
需要家の施設に設置され、社会インフラ資源の利用状況の監視と供給制御を行う複数の電子計量器と、該電子計量器による社会インフラ資源の計量値を収集して管理を行う管理サーバと、複数の該電子計量器にネットワークを介して接続されると共に該管理サーバにネットワークを介して接続される中継器とを含む電子計量システムであって、 該電子計量器は、社会インフラ資源の利用状況を計測する計量部と、社会インフラ資源の供給を制御する制御部と、該管理サーバと通信する通信部と、該電子計量器の動作に必要なプログラムやデータ及び社会インフラ資源の供給制御ルールを保存するデータ蓄積部と、該電子計量器のプログラム改竄を検知するプログラム改竄検知部と、該プログラム改竄検知に際して使用するハッシュ値を記憶する耐タンパ領域を有し、 該管理サーバは、データ蓄積部と、該電子計量器を制御する電子計量器制御部と、該電子計量器及び該中継器へプログラムを配信するプログラム配信部と、該電子計量器と該中継器のプログラム改竄を検知した場合に対策を実施するプログラム改竄対策部を有し、該データ蓄積部は、該電子計量器を動作させるための必要なデータと、該社会インフラ資源の供給制御ルールを保持する供給制御ルールテーブルと、該電子計量器が使用するプログラムと、該中継器が使用するプログラムを保持し、 該中継器は、該電子計量器及び該管理サーバとの間で通信を行う通信部と、該中継器のプログラムの改竄を検知する中継器プログラム改竄検知部と、該電子計量器で改竄が検知された場合対応を行う改竄検知対応部と、データ蓄積部を有し、データ蓄積部は電子計量器プログラムと中継器のプログラムのハッシュ値を記憶し、 該電子計量器の該プログラム改竄検知部は、自電子計量器内のプログラム全体のハッシュ値を計算し、耐タンパ領域に記憶された該ハッシュ値と比較して、その比較結果に応じてプログラムが改竄されたと判断すると、該制御部は該社会インフラ資源の供給制御ルールに従って社会インフラ資源の供給を制御することを特徴とする電子計量システム。
IPC (2件):
G06F 21/12 ,  G01R 22/00
FI (2件):
G06F21/22 112L ,  G01R22/00 130C

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