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J-GLOBAL ID:201602202791162970   整理番号:16A0046409

複数のサブストーム発症時の深夜後セクターにおいて観察された東方に拡大するオーロラサージ

Eastward-expanding auroral surges observed in the post-midnight sector during a multiple-onset substorm
著者 (17件):
資料名:
巻: 67  号: Nov  ページ: WEB ONLY  発行年: 2015年11月 
JST資料番号: U0519A  ISSN: 1880-5981  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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北ヨーロッパでの全天撮像と磁力計によって深夜後セクター(01:55-02:40MLT)において約15分間の間隔で断続的に観測された3つの東向きに拡大するオーロラサージ(EEAS)事象を提示する。各々のサージは複数の発症サブストームの各々の発症直後に発生し,それらは,DP-1電流システムに関連した中高緯度の磁気赤道及び磁気ベイ変動におけるPi2脈動とほぼ同時に観察されたので,各サージは小規模であり,明らかには西方に拡大していなかったということが推定された。EEASsは,約15分の再発間隔,数十ナノテスラの振幅と300~400kmの水平スケールを持つ磁気脈動と並行しての発生,EEASs経過後の拡散オーロラ中の脈動オーロラの発生など,以前の研究で報告されたオメガバンドやトーチと同様の特性を示した。さらにEEASsは,オメガバンドと同様の時間発展を示し,そこでは東向きに伝搬するオーロラストリーマが極向き領域で同時に発生し,最終的にEEASsに接続される南北に整列したオーロラの形成が続いた。そこで筆者らは,EEASsは,オメガバンドの発生過程に関連し得ると推測した。一方,筆者らが観察したEEASsは,より大きな東方伝播速度(3~4km/秒),より短い関連磁気脈動周期(4~6分),そして異なる電離層等価電流の方向など,オメガバンドのものとは異なるいくつかの特性を持っていた。EEASsの高速の東方伝播速度は,従来研究で報告されたサブストーム電流ウェッジの東方拡大前線の速度と一致する。EEASsとオメガバンド間での電離層電流の違いは,オメガバンドのより安定した波状構造と比較して大きなサージ構造の時間的変化に起因する可能性がある。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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極光 
引用文献 (40件):

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