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J-GLOBAL ID：201602202910011170   整理番号：16A0292179

月周回衛星「かぐや」のデータを用いた多目的最適化による月着陸最適候補地の選定

Selection of Landing Sites for Lunar Lander with “KAGUYA” Data Using Multi-Objective Optimization

著者 (7件)： 西山万里 (東大 大学院工学系研究科) ,  大嶽久志 (宇宙航空研究開発機構 宇宙科研) ,  星野健 (宇宙航空研究開発機構) ,  橋本樹明 (宇宙航空研究開発機構 宇宙科研) ,  渡辺毅 (宇宙航空研究開発機構 宇宙科研) ,  立川智章 (東京理大 工) ,  大山聖 (宇宙航空研究開発機構 宇宙科研)
資料名： 宇宙航空研究開発機構研究開発報告 JAXA-RR-  (JAXA-RR)
号： 15-006  ページ： 51-57  発行年： 2016年03月10日 
JST資料番号： G0143B  ISSN： 1349-1113  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 月周回衛星「かぐや」は,搭載された地形カメラをはじめとする各種センサを用い,月に関する膨大なデータを収集した。本研究では,これらのデータを元に開発された月面における日照,通信,傾斜角をシミュレーションするソフトを用いて年間の月南極付近のデータベースを作成し,また報告されている月の氷の存在確率に関する情報を加えて宇宙探査における技術・ミッション両方の観点から解析することで,月探査ミッションにおける多目的最適な着陸候補地点の選定を行い,将来の月探査ミッションにおいて有用な知見を導き出した。(著者抄録)

シソーラス用語： 最適化 ,  *科学衛星 ,  惑星探査 ,  目標設定 ,  着陸機
準シソーラス用語： *かぐや ,  *月面探査 ,  多目的最適化 ,  着点 ,  惑星着陸機

分類 (1件)： 宇宙飛行体  (QK08000Y)

引用文献 (7件)：

• C.Fonseca, P.Fleming, Genetic Algorithms for Multi-objective Optimization: Formulation, Discussion and Generalization, Proceedings of the 5th International Conference on Genetic Algorithms, Morgan Kaufmann Publishers, San Mateo, California, pp. 416-423, 1993.
• 大山聖,多目的設計探査と宇宙工学への利用,システム制御情報学会誌,第55巻,第9号,pp.374-381,2011.
• 立川智章,野々村拓,大山聖,藤井孝蔵,長田裕樹,山本誠,ロケットの射点設計に向けた空力音響最適化問題の多目的設計探査,日本機絨学会2013年度年次大会,岡山県岡山市,2013年9月.
• 橋本樹明,田中智,星野健,大嶽久志,大槻真嗣,月着陸・探査ミッション(SELENB2)の現状について,第11回宇宙科学シンポジウム,S3-05、神奈川県相模原市,2011年1月.
• S.Nozette, C.L.Lichtenberg, P.Spudis, R.Bonner, W.Ort, E.Malaret, M.Robinson, E.M.Shoemaker, The Clementine Bistatic Radar Experiment, Science, Vol.274, No.5292, pp.1495-1498, 1996.

タイトルに関連する用語 (6件)： 月周回衛星 ,  かぐや ,  多目的最適化 ,  月 ,  着陸 ,  選定