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J-GLOBAL ID：201602202995758015   整理番号：16A0200092

データジャケットを用いた市場型ワークショップの展開~産学官によるデータ利用価値の発見~データジャケットを用いた市場型ワークショップ(IMDJ)とその活動状況

著者 (2件)： 早矢仕晃章 (東大) ,  大澤幸生 (東大)
資料名： ヒューマンインタフェース学会誌  (Human Interface)
巻： 17  号： 2  ページ： 107-114  発行年： 2015年05月25日 
JST資料番号： L3613A  ISSN： 1344-7254  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 保有するデータを用いた既存事業の付加価値向上や,異なる分野のデータを組み合わせた新ビジネスの創出への期待が高まるなど,多くの組織がデータの利活用に意欲的になっている。そこで,本稿では,まず,データ利活用とエクスチェンジが直面する問題(データ管理コスト,セキュリティ,プライバシー,法制度等)を整理し,データ利活用によるイノベーション創出の場である「データ市場」について説明した。次いで,データ市場創出のための市場型ワークショップであるIMDJ(Innovators Marketplace on Data Jackets)プロセスとそのコア技術を,以下の3つのステップ,1)データとその分析・可視化・運用に関する情報技術であるData Jackets(DJ:データ自体は秘匿したまま,データに関する情報を共有するためのデータの概要のみを記述する手法),2)アイデア発想に必要な情報の収集・精緻化というプロセスのイノベーションを促進させる方法論であるIM(Innovators Marketplace)をDJに拡張したデータの利活用方法を考案するデータ市場を模したゲーム型手法(IMDJ),3)アクション・プランニングによる分析シナリオ及び戦略シナリオの生成,を用いて説明した。さらに,IMDJプロセスの社会実装とIMDJ関連研究にも言及した。

シソーラス用語： *データ解析 ,  利用 ,  市場 ,  情報共有 ,  *アイデア ,  価値 ,  計画 ,  シナリオ ,  *データ処理 ,  *可視化 ,  データ管理 ,  会議 ,  情報交換 ,  *メタデータ ,  *データマイニング
準シソーラス用語： *データ市場 ,  利用価値 ,  アクションプラン ,  *データ可視化 ,  *価値創造 ,  ワークショップ【集会】 ,  データ交換 ,  *データ利用 ,  シナリオ分析

分類 (2件)： その他の情報処理  (JE15050M) ,  人工知能  (JE08000Z)

引用文献 (34件)：

• DATA.GOV: http://www.data.gov/, 最終アクセス2015年3月20日.
• 内閣官房: http://www.data.go.jp/, 最終アクセス2015年3月20日.
• Yu, L.: A Developer's Guide to the Semantic Web, Springer, 2011.
• 武田英明: 日本におけるLinked Dataの現状と普及に向けた課題, 情報処理, Vol.52, No.3, pp.326-333, 2011.
• 大向一輝: オープンデータとLinked Open Data, 情報処理, Vol.54, No.12, pp.1204-1210, 2013.

タイトルに関連する用語 (8件)： ジャケット ,  市場 ,  ワークショップ ,  展開 ,  利用価値 ,  発見 ,  活動 ,  状況