文献

J-GLOBAL ID：201602205179974078   整理番号：16A0368577

気象と交通 安全・快適な冬期道路を目指して

著者 (2件)： 石田樹 (土木研 寒地土木研) ,  松澤勝 (土木研 寒地土木研)
資料名： 交通工学  (Traffic Engineering)
巻： 51  号： 2  ページ： 12-15,1(1)  発行年： 2016年04月01日 
JST資料番号： S0340A  ISSN： 0454-4595  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 冬期にも安全で信頼性の高い道路交通サービスが確保されることは積雪寒冷地における最も大きな社会ニーズの一つである。厳しい財政状況を背景として,冬期の道路管理についても効率化と効果の最大化が強く求められる一方,道路利用者からは安全で安心な交通サービスの提供を常に求められる。道路管理者がこれらの要求に応えるためには,冬期道路性能の定量的評価,評価に基づく必要な対策の整備,将来予測に基づく管理作業,性能に関する情報を利用可能な状態で管理者や利用者にうまく伝達することが必要である。本稿では,国研)土木研究所寒地土木研究所が現在実施している冬期の交通に関する研究の事例として,路面のすべり抵抗を気象条件別に予測する手法,および吹雪視界予測情報提供に関する研究について紹介する。(著者抄録)

シソーラス用語： 道路 ,  摩擦 ,  *吹雪 ,  積雪寒冷地 ,  *道路管理 ,  情報利用 ,  滑り抵抗 ,  *視野 ,  気象条件 ,  冬
準シソーラス用語： *冬期道路

分類 (1件)： 道路輸送・サービス一般  (TB01010O)

引用文献 (4件)：

• Halliday Technologies Inc. ; “RT3 Friction Measurement Technology Saves Lives & Money“, 2014 http://www.hallidaytech.com/
• 北海道開発局;“冬期路面管理マニュアル(案)“,平成9年
• Shao, J., Lister, P. J., Hart, G. D. and Pearson, H. B. ; “Thermal Mapping : Reliability and Repeatability“, 8th International Road Weather Conference Proceedings, pp. 235~242, 1996
• 松沢勝,竹内政夫;“気象条件から視程を推定する手法に関する研究“,雪氷,Vol.64,pp.77~85,2002

タイトルに関連する用語 (3件)： 気象 ,  交通 ,  冬期道路