抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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バイオマスをガス化してエンジンの燃料として用いる際に問題となるのがガスの組成変動であり,この影響を抑制するために軽油とともにバイオマスガスを燃焼させるデュアルフューエルエンジンについて,燃焼モデルを構築し実験との比較を行った。その結果,ガス熱量割合,ガス中の水素割合,軽油噴射時期をそれぞれ変化させた場合において熱発生率や圧力履歴,ならびに熱効率の変化の傾向を定性的に見積もることができた。しかし,適用範囲が限定されること,定量的に正確な値を計算できていないことが課題である。(著者抄録)