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J-GLOBAL ID：201602206024340699   整理番号：16A0264450

液体窒素冷却Cu磁束トランスを用いた超低磁場SQUID-NMRの開発

Development of Ultra-low Field SQUID NMR system using 77K Cooled Cu Flux Transformer

著者 (9件)： 廣瀬勇野 (豊橋技科大) ,  出町一馬 (豊橋技科大) ,  川越聡 (豊橋技科大) ,  豊田裕智 (豊橋技科大) ,  八田純一 (豊橋技科大) ,  有吉誠一郎 (豊橋技科大) ,  安達成司 (国際超電導産業技研セ 超電導工研) ,  田辺圭一 (国際超電導産業技研セ 超電導工研) ,  田中三郎 (豊橋技科大)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 115  号： 412(SCE2015 36-49)  ページ： 65-69  発行年： 2016年01月14日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 我々は磁束トランスと高温超伝導(HTS)-超伝導量子干渉素子(SQUID)を用いた食品異物検査用超低磁場MRI装置を開発している。超低磁場MRIは一般的なMRIと比較して測定対象の付近に非磁性金属が存在しても影響が少ないことや,低コストであることなどの利点がある。HTS-SQUIDを用いて地磁気中でMRI計測を行うことができれば,小型で低コストのMRI装置を開発できるが,検出信号が微弱となる。そこで,本研究では液体窒素冷却の磁束トランスを用いて低ノイズ化を検討し,検出系を改良して核磁気共鳴(NMR)信号の向上を目指した。さらに,3重同心円ヘルムホルツ型静磁場コイルを試作して磁場均一性を改善するなど改良を加え,1,000以上の信号対雑音比(SNR)が得られるようになった。(著者抄録)

シソーラス用語： *SQUID ,  *弱磁場 ,  *NMRイメージング ,  *食品検査 ,  変圧器 ,  LC回路 ,  液体窒素 ,  冷却 ,  *信号検出 ,  可動コイル ,  静磁場 ,  *高温超伝導
準シソーラス用語： 超低磁場MRI ,  磁束変圧器 ,  LC共振回路 ,  ピックアップコイル

分類 (2件)： Josephson接合・素子  (BM04043E) ,  食品の検査・取締り  (FJ01054G)

タイトルに関連する用語 (8件)： 液体窒素 ,  Cu ,  磁束 ,  トランス ,  低磁場 ,  SQUID ,  NMR ,  開発