文献
J-GLOBAL ID:201602206738617775   整理番号:16A0257393

高騰するおがくずから「敷料」を考える 酪農・畜産における“おがくず”の敷料としての位置付け

著者 (1件):
資料名:
巻: 69  号:ページ: 12-14  発行年: 2016年03月01日 
JST資料番号: L0363A  ISSN: 0916-3360  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
酪農・畜産における敷料の役割は,1)家畜の快適性の確保,2)牛体汚染防止,であり,このような役割を果たせるものが求められる。敷料として用いられるものとして,乾草,麦稈,おがくず,もみ殻,古紙,砂などが利用されている。これらの資材のなかで,おがくずが利用されているのは,どの地域でも入手可能であり,手軽に利用でき,投入や交換のしやすさが挙げられる。牛床に厚く入れても牛の歩行を妨げることがなく,牛体を糞尿の汚れから守ることが出来る。しかし,おがくずは他の敷料材料に比べて大腸菌群が有意に増殖する。この対策には,毎日汚れた部分を除去し,新しいおがくずを少量ずつ投入することである。近年,おがくずの価格が高騰しているため,新たな敷料として,1)メタン発酵消化液の固液分離固分を用いた敷料と,2)堆肥切り返し施設を活用した戻し堆肥,がおがくず敷料の節減対策技術として注目されている。メタン発酵消化液の固液分離固分の敷料利用は,メタン発酵処理施設の付加価値活用の一つとして定着しつつある。堆肥切り返し施設では,糞尿を投入する前に,牛舎から搬出された糞尿とおがくずやもみ殻を混合し,水分調整をした状態で数日間,糞尿と水分調整材をなじませる。その後,堆肥切り返し施設に搬入し,発酵させる。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
飼養管理  ,  牛 
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る