文献
J-GLOBAL ID:201602206829581684   整理番号:16A0366065

気候変動に対応した循環型食料生産等の確立のためのプロジェクト-森林及び林業分野における温暖化対策-地球温暖化が森林及び林業分野に与える影響評価と適応技術の開発-第1編 森林及び林業分野における温暖化緩和技術の開発 第1章 温室効果ガス発生・吸収メカニズムの解明 4 木材伐採・更新と木材利用に係る炭素収支シミュレーションモデルの開発

著者 (14件):
資料名:
号: 558  ページ: 28-36  発行年: 2016年03月31日 
JST資料番号: S0070A  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
(ア)都道府県別,民有・国有別,主要樹種群別の初期時点における林齢別面積と素材生産量の統計値及び都道府県に対する間伐材生産量に関する聞き取り結果に基づいて,主伐・間伐別素材生産量,間伐材の利用率,主伐面積及び再造林率を推定した。主伐面積推定の妥当性を検証するために,全国の500m格子点の画像判読結果や,4km格子点の森林資源モニタリングのデータ,都道府県による伐採照査データを活用して検証した。森林所有者は平均で所有人工林の6割あまりを40年以内に伐採したいとアンケートに答えているが,経済性を考慮すると2050年までの伐採はそれより少なくなると推定される。(イ)木材需要の増減に対して,国産材の供給は非弾力的であるのに対して,外材の供給は弾力的である。将来的に木材自給率の上昇が期待されるが,各シナリオにおいては,木材需要と国産材供給の差を外材の輸入で埋めるものとした。また,林産物輸入量に占める丸太の比率はおおむね一定の率で低下する傾向にあるので,将来のシナリオにおいても,林産物輸入に占める丸太の比率は過去と同様の率で低下するものと推定した。(ウ)都道府県別の将来の伐採量,資源量変化の可能性を2050年までの期間についてシミュレーションするために,伐採量や造林面積などが少ないものから大きいものまで,五つの異なるシナリオを作成した。それらのシナリオは,資源温存シナリオ,伐採面積現状維持シナリオ,緩やかな伐採増加シナリオ,基本計画シナリオ,所有者意向シナリオの五つで,統合モデルによるシミュレーションのために提供した。(エ)「森林・林業基本計画」及び林業モデルに基づき試算されている国産素材・製品の供給・需要の将来予測に対して,船舶・鉄道の利用やトラックの大型化によるモーダルシフト及び素材・製品の調達範囲の縮小化を実施すると,輸送過程炭素排出量が4割程度削減できることが分かった。...(著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
伐木,造材  ,  森林の人工更新  ,  木質材料の製造・加工一般  ,  環境問題 
タイトルに関連する用語 (21件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る