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J-GLOBAL ID:201602207605238000   整理番号:16A0027667

肥育前雌子牛の摘出卵巣からの胚生産の試み

Production of embryos using growing oocytes derived from the ovaries removed bovine calves before fattening
著者 (3件):
資料名:
巻: 33  ページ: 236-241  発行年: 2015年11月 
JST資料番号: X0296A  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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本研究では,しばしば肥育前に摘出・廃棄される黒毛和種の若齢雌子牛の卵巣を有効活用するために,卵巣から通常サイズの卵子および発育途上の卵母細胞を採取し,両区から体外培養を経て胚生産を行うことの可能性について検討した。通常サイズの卵子からの胚生産は可能であったが,胚盤胞期胚への発生率にバラツキが大きく安定していなかった。発育途上の卵母細胞においては,体外発育培養に新たな添加剤を含む培養液を用いた場合,卵子の直径,体積,mtDNAコピー数が体内発育卵子と同等となり,卵子の一部は胚盤胞期胚へ発生した。今回開発した体外発育培養方法により,通常卵子と発育途上卵母細胞から1頭あたり4.3個の胚を生産できた。このことから,肥育前に廃棄される若齢子牛の卵巣から,1回限りの卵子採取機会を有効活用して胚生産を行うという本研究の目的は意義があったことが示された。今後は,胚の発生率の向上や生産胚の移植による受胎性の検討が必要であると考えられる。(著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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牛  ,  繁殖管理 
引用文献 (8件):
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