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J-GLOBAL ID：201602208661624016   整理番号：16A0366001

農地等の放射性物質の除去・低減技術の開発-高濃度汚染地域における農地土壌除染技術体系の確立-第1章 農地の物理的除染技術体系の確立 11 除染後農地における放射性物質の吸収低減と地力回復技術体系の構築・実証

著者 (7件)： 太田健 (農業・食品産業技術総合研究機構 東北農業研究セ) ,  石川哲也 (農業・食品産業技術総合研究機構 東北農業研究セ) ,  藤村恵人 (農業・食品産業技術総合研究機構 東北農業研究セ) ,  江口哲也 (農業・食品産業技術総合研究機構 東北農業研究セ) ,  松波寿弥 (農業・食品産業技術総合研究機構 東北農業研究セ) ,  村上敏文 (農業・食品産業技術総合研究機構 東北農業研究セ) ,  小林浩幸 (農業・食品産業技術総合研究機構 東北農業研究セ)
資料名： 農林水産省農林水産技術会議事務局研究成果  (農林水産技術会議事務局研究成果)
号： 551  ページ： 57-61  発行年： 2016年03月31日 
JST資料番号： S0070A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： (ア)水による土壌撹拌・除去法により土壌の放射性セシウムを除去した圃場で水稲を栽培すると,玄米の放射性セシウム濃度は低減するが,粘土などが同時に除去されるため,減収する。除染の効果は翌年にも持続し,除染当年にゼオライトを併用すると,その効果も同様である。除染後の圃場は田面が低くなって排水しにくくなるため,冬作緑肥の作付けには対策が必要である。(イ)沈降分級後のはぎ取りによる除染は,効果が十分ではなかったため,水稲生育や玄米放射性セシウム濃度に及ぼす影響も判然としなかった。(著者抄録)

シソーラス用語： *土壌汚染 ,  放射能汚染 ,  放射能除染 ,  *セシウム同位体 ,  放射性同位体 ,  *水稲 ,  玄米 ,  生体内蓄積 ,  粘土 ,  作物収量 ,  ゼオライト ,  沈降分級 ,  土壌管理 ,  水田土 ,  圃場試験 ,  植物成長
準シソーラス用語： 地力回復 ,  土壌撹乱 ,  放射性セシウム

分類 (4件)： 環境の汚染及び防止  (MB02030K) ,  食品の汚染  (FJ01053P) ,  土壌汚染  (FB04100T) ,  稲作  (FC03020C)

タイトルに関連する用語 (12件)： 農地 ,  放射性物質 ,  開発 ,  高濃度 ,  汚染地域 ,  土壌 ,  除染 ,  体系 ,  物理 ,  地力回復 ,  構築 ,  実証