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J-GLOBAL ID：201602208921952675   整理番号：16A0307503

使用済携帯電話を活用した環境教育

著者 (2件)： 高橋和枝 (武蔵野大) ,  佐々木重邦 (武蔵野大)
資料名： 武蔵野大学環境研究所紀要  (Bulletin of Musashino University. Institute of Environmental Sciences)
号： 5  ページ： 59-65  発行年： 2016年03月01日 
JST資料番号： L8104B  ISSN： 2186-6422  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 武蔵野大学大学院環境学研究科で行われている「環境材料工学」の授業の中で,材料工学の基礎からエコマテリアル設計,新規材料,環境影響評価手法等について学び,その一環として使用済携帯電話を用いた環境教育を行なっている。実習は,まず主旨と手順を説明し,続いて使用済携帯電話を解体し,部品別の重量を秤量した。さらに,携帯電話の資源含有量を推定する評価ツールを用いて,資源含有量を推定した。資源の重量は,67%がプラスチックであり,金属等は約30%であった。さらに金属の中で多いのは銅で19%であり,金は約0.1%であった。資源の経済的価値は1台あたり130円と試算され,金がその約90%を占めていた。また,手解体による資源回収のみでは,リサイクルのコストには見合わないことが分かった。

シソーラス用語： 環境教育 ,  *携帯電話 ,  *電話機 ,  材料科学 ,  材料 ,  *資源再生 ,  解体 ,  プラスチック ,  銅 ,  金 ,  価値 ,  原価 ,  レアメタル
準シソーラス用語： エコマテリアル ,  リサイクルコスト ,  携帯電話端末 ,  経済的価値

分類 (2件)： 環境工学一般  (SA01010K) ,  電話  (ND11030P)

タイトルに関連する用語 (4件)： 使用済 ,  携帯電話 ,  活用 ,  環境教育