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J-GLOBAL ID：201602209305683411   整理番号：16A0368490

低コスト・省力化,軽労化技術等の開発-自給飼料を基盤とした国産畜産物の高付加価値化技術の開発(育種)-第1編 食用米との識別性を有する多収飼料用米,TDN収量が高い飼料作物品種の開発 第1章 水田をフル活用した周年飼料生産を可能とする飼料用米・稲発酵粗飼料・飼料用大麦品種の開発 3 周年飼料生産を行うための飼料用米・稲発酵粗飼料用品種の育成

著者 (7件)： 松下景 (農業・食品産業技術総合研究機構 中央農業総合研究セ) ,  前田英郎 (農業・食品産業技術総合研究機構 中央農業総合研究セ) ,  笹原英樹 (農業・食品産業技術総合研究機構 中央農業総合研究セ) ,  長岡一朗 (農業・食品産業技術総合研究機構 中央農業総合研究セ) ,  山口誠之 (農業・食品産業技術総合研究機構 中央農業総合研究セ) ,  重宗明子 (農業・食品産業技術総合研究機構 中央農業総合研究セ) ,  三浦清之 (農業・食品産業技術総合研究機構 中央農業総合研究セ)
資料名： 農林水産省農林水産技術会議事務局研究成果  (農林水産技術会議事務局研究成果)
号： 545  ページ： 25-28  発行年： 2016年03月31日 
JST資料番号： S0070A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： (ア)米麦二毛作に適する系統の育成:飼料用米用として「日本晴」よりやや早生で,粗玄米重が高い「北陸252号」及び「北陸262号」に地方番号を付与した。また稲発酵粗飼料用として短穂性と縞葉枯病抵抗性をもつ系統「収飼9689」「収飼9696」を生産力検定試験に供試し全乾物重やもみわら比等を調査した。(イ)品種及び有望系統の晩植適性の検定:飼料用オオムギとの二毛作を想定した晩植栽培に飼料米・稲発酵粗飼料用の品種及び有望系統を供試した。飼料米用の「関東264号」及び稲発酵粗飼料用の「たちはやて」は早晩性・収量性等の面から有望と考えられた。(著者抄録)

シソーラス用語： *飼料用米 ,  ホールクロップサイレージ ,  イネ ,  作物育種 ,  *二毛作 ,  オオムギ ,  縞葉枯病 ,  植物病害 ,  栽培管理 ,  作物収量 ,  作型
準シソーラス用語： 稲発酵粗飼料 ,  飼料用オオムギ ,  周年栽培 ,  早晩性 ,  品種開発 ,  *米麦二毛作

分類 (2件)： 稲作  (FC03020C) ,  飼料一般  (FD07010W)

引用文献 (10件)：

• 恒川磯雄(2013)水田利活用の経済性と飼料用稲麦二毛作導入の可能性.平成25年度飼料用イネ・TMRセンターに関する情報交換会.49-54.
• 独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構(2013)ダイレクト収穫体系による飼料用稲麦二毛作体系に適する品種の特性と作期の設定.ダイレクト収穫体系による飼料用稲麦二毛作技術マニュアル〈2013年度版〉.独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構、つくば.pp.1-10.
• 伊藤清光・岡田斉夫(1985)ヒメトビウンカの生態-イネ縞葉枯病に関連して.植物防疫.39(11):525-530.
• 松下景・飯田修一・出田収・春原嘉弘・前田英郎・田村泰章(2012)茎葉多収で消化性に優れ高糖分含量の飼料用水稲品種「たちすずか」の育成.近畿中国四国農業研究センター研究報告.11:1-13.
• 三浦清之(2006)水稲新品種「夢あおば」の育成.中央農業総合研究センター研究報告.7:1-23.

タイトルに関連する用語 (22件)： 省力化 ,  軽労化 ,  開発 ,  自給飼料 ,  基盤 ,  国産 ,  畜産物 ,  高付加価値化 ,  育種 ,  識別 ,  多収 ,  飼料用米 ,  TDN ,  収量 ,  飼料作物 ,  品種 ,  水田 ,  活用 ,  飼料生産 ,  稲発酵粗飼料 ,  飼料 ,  大麦