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J-GLOBAL ID：201602210358413332   整理番号：16A1198918

超広帯域RCレーダによる鉄筋腐食評価とその鉄筋径依存性

著者 (3件)： 三輪空司 (群馬大 大学院理工学府) ,  山村允人 (群馬大 大学院理工学府) ,  小澤満津雄 (群馬大 大学院理工学府)
資料名： コンクリート構造物の補修,補強,アップグレード論文報告集  (Proceedings of the Concrete Structure Scenarios, JSMS)
巻： 16  ページ： 371-376  発行年： 2016年10月13日 
JST資料番号： L6941A  ISSN： 1346-7492  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 電磁波レーダ法は簡易で迅速な鉄筋計測法として知られているが,その空間分解能の低さから鉄筋の腐食調査には使われていない。我々は,これまで10GHz帯の狭帯域RCレーダによる鉄筋からの反射画像の周期性に着目し,健全鉄筋と腐食鉄筋においてその周期性の評価値(R値)が変化することを見出した。本論文では,4~13GHzの超広帯域(UWB)RCレーダシステムを用い,レーダ画像の周波数帯域依存性や鉄筋径依存性を検討した。その結果,鉄筋反射画像の周期性は鉄筋節周期と相関が見られないことが明らかとなった。また,R値が-20dB以下となる領域と,電食実験によって発生した鉄筋からの錆汁のコンクリートへの浸透領域とが対応する結果が得られた。(著者抄録)

シソーラス用語： *鉄筋コンクリート構造 ,  *鉄筋 ,  *金属腐食 ,  *レーダ ,  電磁法探査 ,  直径 ,  依存性 ,  周波数 ,  *周波数依存性 ,  広帯域 ,  通信方式
準シソーラス用語： 鉄筋腐食 ,  電磁波レーダ ,  *直径依存性 ,  超広帯域

分類 (1件)： コンクリート構造  (RA04030A)

引用文献 (4件)：

• 朴錫均,魚本健人,吉沢勝:レーダ法によるコンクリート内部の空隙計測に関する基礎研究,コンクリート工学年次論文集,Vol.17,pp.1191-1196,1995.
• 田中正吾,岡本昌幸:電磁波レーダを用いた鉄筋のかぶり腐蝕の高精度非破壊検査技術,検査技術,Vol14,No.6,pp.62-71,2009.
• 三輪空司,山村允人,羽賀望,小澤満津雄:鉄筋節の周期構造のレーダ計測と鉄筋腐食評価への応用,コンクリート工学年次論文集,Vol.37,No.1,pp.1681-1686,2015.
• 三輪空司,山口諒,親本俊憲,羽賀望:RC構造物内の細径配線探査への円偏波レーダの適用,コンクリート構造物の補修,補強,アップグレード論文報告集,Vol.15,pp.325-330,2015.

タイトルに関連する用語 (7件)： 広帯域 ,  RC ,  レーダ ,  鉄筋腐食 ,  評価 ,  鉄筋 ,  依存性