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J-GLOBAL ID：201602211535106957   整理番号：16A0285487

東北地方における県別・月別の林野火災発生数の推定に関する検討

著者 (2件)： 菅野隼也 (福島大) ,  横尾善之 (福島大)
資料名： 東北地域災害科学研究  (東北地域災害科学研究報告)
巻： 52  ページ： 31-36  発行年： 2016年03月01日 
JST資料番号： F0536B  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 林野火災発生数の気象的要因,地理的要因,人為的要因を調べ,林野火災発生数との関係性が予想されるものをモデルに組み込む変数の候補に挙げ,それらのデータと林野火災発生数との相関をとった。それらの中から相関が高く,林野火災の発生数との関係が予想される変数に絞り込んでモデルを構築した。各月の相対湿度,各月の平均風速を説明変数,森林面積当たりの林野火災発生件数を目的変数とし,エクセルを用いて重回帰分析を行いモデルを構築した。同モデルによる推定の結果,秋田県,宮城県の推定精度が比較的低く,地理的要因や人為的要因などの新たなデータがモデルの改良には必要となる可能性があること,などが分かった。

シソーラス用語： *山火事 ,  推定 ,  東北地方 ,  因子 ,  相関 ,  相対湿度 ,  風速 ,  パラメータ ,  変数 ,  スプレッドシート ,  多重回帰分析 ,  精度 ,  モデル ,  水分依存性 ,  速度依存性
準シソーラス用語： 山林火災 ,  要因 ,  説明変数 ,  目的変数 ,  Excel

分類 (1件)： 火災  (RA02020B)

引用文献 (8件)：

• 総務省消防庁(2005)林野火災の有効な低減方策検討会報告書(平成16年度),3-24.
• 気象庁(2011)平年値データ(統計期間1981~2010年), http://www.data.jma.go.jp/obd/stats/etrn/index.php
• 総務省統計局(2016)第65回日本統計年鑑,第1章,21-23,第26章,774-775, http://www.stat.go.jp/data/nenkan/01.htm
• 独立行政法人 消防研究所(2004)林野火災の発生危険度と拡大を予測するシステムの開発に関する研究報告,第3章,22-26.
• 寒河江幸平・佐々木弘明(1984)林野火災出火件数の重回帰分析,消防研究所報告,第57号,67-71.

タイトルに関連する用語 (3件)： 東北地方 ,  発生数 ,  推定