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J-GLOBAL ID：201602212423961963   整理番号：16A1360704

直積演算子(プロダクトオペレータ)の覚え方

著者 (2件)： 長土居有隆 (横浜市大) ,  池上貴久 (横浜市大)
資料名： NMR (Web)  (NMR (Web))
巻： 7  ページ： 72-76 (WEB ONLY)  発行年： 2016年10月20日 
JST資料番号： U0731A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： NMRの研究では直積演算子を覚えることが重要である。これからNMRを始めて,直積演算子の公式を覚えようとする学生を対象に覚え方について紹介した。最初,直積演算子の表を利用して,暗唱していたが,これに周期性を発見した。すべてを丸暗記しなくても,最初の化学シフト式やデカップリング式を暗記してしまえばよいことに気づいた。ハミルトニアンをまとめるという考え方を示し,INEPTの間に働く時間発展演算子の統合を示した。溶液NMRのパルス系列では,4つのパターンを組み合わせであった。タンパク質の解析に使われる実験でも,対象とするスピン系は異種核であり,スカラーカップリングの演算子は容易に表現できる。固体NMRや溶液NMRで使うパルス系列は,ほぼ同じ様式で微結晶などを計測できる。

シソーラス用語： *直積 ,  ハミルトニアン ,  パルス列 ,  化学シフト ,  *NMR【磁気共鳴】 ,  *発展演算子 ,  スピン系 ,  時間発展 ,  微結晶 ,  デカップリング
準シソーラス用語： INEPT ,  *固体NMR ,  溶液NMR

分類 (1件)： NMR一般  (BM07041R)

引用文献 (3件)：

• (引地 邦男 著)NMRノート http://www.h6.dion.ne.jp/~k_folder/
• (日本化学会 編)第五版 実験化学講座8 NMR・ESR(丸善株式会社)2006.
• (竹腰 清乃理 著)新・物質科学ライブラリ16 磁気共鳴-NMR(サイエンス社)2011.

タイトルに関連する用語 (4件)： 直積 ,  演算子 ,  プロダクト ,  オペレータ