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J-GLOBAL ID：201602213990610910   整理番号：16A1298924

サンプリングを用いた際の個人識別リスクの評価

著者 (1件)： 菊池亮 (NTT セキュアプラットフォーム研)
資料名： 情報処理学会シンポジウムシリーズ(CD-ROM)  (IPSJ Symposium Series (CD-ROM))
巻： 2016  号： 2  ページ： ROMBUNNO.1A4-3  発行年： 2016年10月04日 
JST資料番号： L6741A  ISSN： 1882-0840  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 様々な主体からデータを集約し分析する場合,個々のデータには個人のプライバシ情報が含まれるため,データをそのまま他者に渡すと個人のプライバシ情報が漏えいするリスクがある。そのため,データをうまく加工することで,プライバシ情報の漏洩リスクを低減する匿名化が研究されている。匿名化のデータ加工方法には一般化やノイズ付加の他にも,公的統計などで用いられるサンプリングがある。しかし,サンプリングにプライバシ保護の効果があることは直観的にわかるものの,どのような攻撃者に対して,どの程度個人識別のリスクを低減できるのかは明らかでない。そこで本論文では,サンプリングを使用した際の個人識別リスクを評価し,適切に制限された背景知識を持つ攻撃者に対して個人識別リスクを低減できること,および任意の背景知識を持つ攻撃者に対してはPost Randomization Methodと組み合わせることで個人識別リスクを低減できることを示す。(著者抄録)

シソーラス用語： *リスク評価 ,  *信号標本化 ,  *保護 ,  データ保護 ,  プライバシー ,  *リスク
準シソーラス用語： *個人識別リスク ,  匿名化 ,  *プライバシー保護 ,  *K-匿名性

分類 (2件)： データ保護  (JD01020V) ,  符号理論  (ND02030R)

タイトルに関連する用語 (4件)： サンプリング ,  個人識別 ,  リスク ,  評価