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J-GLOBAL ID:201602214170762594   整理番号:16A0801990

ピリフルキナゾン水和剤散布がナスに発生する天敵昆虫ヒメハナカメムシ類とカンザワハダニの密度に及ぼす影響

Effects of Pyrifluquinazon Spray on the Population Densities of Predacious Natural Enemy, Orius spp., and Kanzawa Spider Mite, Tetranychus kanzawai, in Eggplant Fields.
著者 (1件):
資料名:
号: 91  ページ: 7-11  発行年: 2016年05月10日 
JST資料番号: Z0596B  ISSN: 1882-420X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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(1)ペルメトリン乳剤を対照薬剤として,天敵昆虫ヒメハナカメムシ類やヒメハナカメムシ類の餌であるカンザワハダニへの密度へのピリフルキナゾン水和剤散布の影響を調査し,ナス露地栽培におけるカスミカメ類被害抑制のための選択性殺虫剤として使用が可能かどうかについて検討した。(2)ペルメトリン散布により,ヒメハナカメムシ類密度は激減し,散布3日後には0になった。その後も密度が低い状態が続き,散布20日後に無処理とほぼ同等のレベルに回復した。一方,ピリフルキナゾンの散布によるヒメハナカメムシ類の密度低下は一時的なものであった。(3)ヒメハナカメムシ類の主な餌はカンザワハダニと考えられた。ペルメトリン散布によりカンザワハダニの捕食者ヒメハナカメムシ類が激減したため,リサージェンスが引き起こされ急激にカンザワハダニ密度は上昇した。一方,ピリフルキナゾン散布にはヒメハナカメムシ類への悪影響が少なかったため,急激なカンザワハダニ密度の上昇はなかったと考えられた。(4)ヒメハナカメムシ類が捕食しない害虫に対して,殺虫剤を使用する場合はヒメハナカメムシ類に対して影響の少ない殺虫剤を選ぶことはもとより,ヒメハナカメムシ類の餌を含む生物群集への影響を考慮した薬剤選定を行うことが望ましい。(著者抄録)
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分類 (1件):
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害虫に対する農薬 

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