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J-GLOBAL ID:201602214884627522   整理番号:16A0867136

上昇調の終助詞ネがノダ文と非ノダ文に付く場合-意味機能の異なり-

Functions of the Sentence-Final Particle Ne with Rising Intonation: Used with Nominalized Sentences with Noda and Non-nominalized Sentences
著者 (2件):
資料名:
巻: 20  号:ページ: 68-76  発行年: 2016年08月30日 
JST資料番号: Y0922B  ISSN: 1342-8675  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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本論文で筆者らは,上昇調の終助詞ネがノダ文と非ノダ文に付く場合の意味機能の異なりについて論じた。本研究で,聞き手が直接確認できない情報に上昇調ネが用いられる場合,その情報はノダ文で表され,ネの機能は確認の要求とはならず,認識共有となる傾向があることを明らかにした。ネが下降調や平坦の場合には傾向が異なる可能性があり音調を変え検討する必要がある。また,聞き手が直接確認できる情報に上昇調ネが用いられる場合,ネは確認要求となる傾向があることを明らかにした。これまで終助詞ネは音調により機能が変わることが指摘されてきたが,話者が聞き手の認識をどのように想定するかによっても,ネの機能が変化することを明らかにした。
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分類 (2件):
分類
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自然語処理  ,  音声処理 
引用文献 (7件):
  • 神尾昭雄(1990)「情報のなわ張り理論』大修館書店.
  • 小山哲春(1997)「文末詞と文末イントネーション」音声文法研究会(編)『文法と音声』97-119,くろしお出版.
  • 杉藤美代子(2004)「提題2 終助詞「ね」の意味・機能とイントネーション」音声文法研究会(編)『文法と音声IV』280-289,くろしお出版.
  • 鈴木睦(1997)「日本語教育における丁寧体世界と普通体世界」田窪行則(編)『視点と言語行動』45-76,くろしお出版.
  • 野田春美(1997)『「の(だ)」の機能』くろしお出版.
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