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J-GLOBAL ID:201602216546577830   整理番号:16A0022206

母体の出産前精神衛生と胎盤11β-HSD2遺伝子発現 Mercy Pregnancy and Emotional Wellbeing Studyからの最初の所見

Maternal Prenatal Mental Health and Placental 11β-HSD2 Gene Expression: Initial Findings from the Mercy Pregnancy and Emotional Wellbeing Study
著者 (6件):
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巻: 16  号: 11  ページ: 27482-27496 (WEB ONLY)  発行年: 2015年11月 
JST資料番号: U7038A  ISSN: 1422-0067  CODEN: IJMCFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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子宮内コルチゾール曝露が高いと,胎児の成長を阻害し,子供のその後のストレス反応性に対するプログラミング効果を有する可能性がある。胎盤の11β-ヒドロキシステロイドデヒドロゲナーゼ(11β-HSD2)は胎児に移行する母体コルチゾールの量を制限する。しかし,母体の精神病理と11β-HSD2との関係は依然として不十分である。本研究では,胎盤11β-HSD2遺伝子(HSD11B2)発現に対する妊娠における母体の抑欝障害,抗欝薬の使用,欝病と不安の症状の効果を解析した。Mercy Pregnancy and Emotional Wellbeing Studyからのデータを用いて,胎盤HSD11B2発現を,欝病(未治療)と抗欝薬使用と,対照の,3群のメンバーに基づいて選択した33名の妊娠女性で比較した。さらに,胎盤HSD11B2と,妊娠12~18週と28~34週時のState-Trait Anxiety Inventory(STAI)とエジンバラ産後うつ病自己評価票(EPDS)との関係を解析した。知見は,HSD11B2と,EPDSおよびSTAIの両者の間の負の関係を明らかにし(r=-0.11~-0.28),相関は特に妊娠後期に顕著だった。欝病と抗欝薬曝露群も,対照よりも顕著な,低い胎盤HSD11B2発現レベルを示した。これらの知見は,母体の欝と不安がHSD11B2のダウンレギュレーションにより胎児プログラミングに対して影響するかもしれず,抗欝薬療法単独ではこの効果を防ぐことはできないことを示唆する。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
婦人科疾患,妊産婦の疾患 

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