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J-GLOBAL ID：201602216550853582   整理番号：16A0366021

農地等の放射性物質の除去・低減技術の開発-大豆,そば等における放射性物質移行低減対策技術の開発及び植物における放射性セシウム吸収メカニズムの解明-第2編 そば等における放射性セシウム移行要因の解明および移行低減対策技術の開発 第3章 高吸収植物による生物学的除染技術の開発とセシウム吸収メカニズムの解明 3 根系による放射性セシウム吸収メカニズムの解明

著者 (5件)： 村上敏文 (農業・食品産業技術総合研究機構 東北農業研究セ) ,  信濃卓郎 (農業・食品産業技術総合研究機構 東北農業研究セ) ,  信濃卓郎 (農業・食品産業技術総合研究機構 北海道農業研究セ) ,  内田智子 (農業・食品産業技術総合研究機構 東北農業研究セ) ,  鈴木雅博 (農業・食品産業技術総合研究機構 東北農業研究セ)
資料名： 農林水産省農林水産技術会議事務局研究成果  (農林水産技術会議事務局研究成果)
号： 552  ページ： 71-77  発行年： 2016年03月31日 
JST資料番号： S0070A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： (ア)アマランサスとソルゴーは単植と混植で*Cs吸収量が変わらなかった。(イ)アマランサスの導管液中の*Cs濃度は0.05~164Bq/kgの範囲で,土壌の交換性カリウム濃度が高いと低くなった。(ウ)地上部の放射性と非放射性Cs濃度の相関は土壌の交換性カリウムが多い場合は見られず少ない場合は見られた。これより下層土の非放射性*Csの吸収が影響している可能性が考えられた。(エ)アマランサスの作物要水量は平均で約280L/kgであった。(オ)根は表層0-20cmに全根長の85%が分布し,最深で73cmに達した。(カ)大豆では菌根菌の感染率が1.4倍になっても*Cs吸収量は変わらなかった。(著者抄録)

シソーラス用語： *セシウム同位体 ,  放射性同位体 ,  圃場試験 ,  生体吸収 ,  種子 ,  組織中濃度 ,  放射能汚染 ,  土壌汚染 ,  生体内蓄積 ,  葉 ,  安定同位体 ,  *ヒユ属 ,  種差 ,  *ファイトレメディエーション ,  セシウム137 ,  穂 ,  茎 ,  根 ,  放射能除染 ,  サトウモロコシ ,  植物組織 ,  菌根
準シソーラス用語： *Amaranthus ,  セシウム134 ,  ソルゴ ,  茎葉 ,  子実 ,  道管液 ,  *放射性セシウム

分類 (2件)： 環境の汚染及び防止  (MB02030K) ,  植物生理学一般  (EH02010Y)

引用文献 (2件)：

• Murakami T, et al. (1999) Improved method for easy and rapid determination of root length of vegetables. Soil Sci. Plant Nutr. 45: 471-478.
• Murakami T et al. (2011) Improvement of root staining method for field applications. Soil Sci. Plant Nutr. 57: 541-548.

タイトルに関連する用語 (14件)： 農地 ,  放射性物質 ,  開発 ,  大豆 ,  移行 ,  対策 ,  植物 ,  放射性セシウム ,  メカニズム ,  要因 ,  生物学 ,  除染 ,  セシウム ,  根系