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J-GLOBAL ID：201602217109424117   整理番号：16A0371219

気候変動に対応した循環型食料生産等の確立のためのプロジェクト 第2編 地球温暖化が農業分野に与える影響評価と適応技術の開発 第5章 水及び土地資源における影響評価と適応技術の開発 4 水田や貯水池・ため池の持つ災害低減機能を利活用した温暖化対策技術の開発

著者 (5件)： 増本隆夫 (農業・食品産業技術総合研究機構 農村工研) ,  工藤亮治 (農業・食品産業技術総合研究機構 農村工研) ,  堀川直紀 (農業・食品産業技術総合研究機構 農村工研) ,  吉田武郎 (農業・食品産業技術総合研究機構 農村工研) ,  吉迫宏 (農業・食品産業技術総合研究機構 農村工研)
資料名： 農林水産省農林水産技術会議事務局研究成果  (農林水産技術会議事務局研究成果)
号： 557  ページ： 321-329  発行年： 2016年03月31日 
JST資料番号： S0070A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 開発してきた分布型水循環モデルにより,対応策を検討する際に,任意の地点と時間に対するその効果について検討できることを示した。次に,広域水田の持つ洪水防止機能を利活用する方策を検討し,都市域の被害軽減効果がマクロに評価でき,流域内の土地利用変化にも対応可能な方法であることが分かった。さらに,気候変動に伴う災害リスクの軽減のために,豪雨災害や大氾濫に焦点を絞り,低平地帯の水田や農業施設(貯水池,ため池等)が持つ洪水防止機能を積極的に利活用する流域管理法を提示した。(著者抄録)

シソーラス用語： *地球温暖化 ,  *洪水 ,  *渇水 ,  *災害対策 ,  *水田 ,  *貯水池 ,  *溜池 ,  環境保全 ,  機能 ,  地下水涵養 ,  抑制 ,  管理
準シソーラス用語： *減災対策 ,  環境保護機能 ,  流出抑制 ,  流域管理

分類 (1件)： 自然災害  (RA02030M)

引用文献 (11件)：

• 工藤亮治ら(2013)大規模貯水池灌漑地区における水田水利用過程のモデル化と分布型水循環モデルへの統合.応用水文(シンポジウム報告編).25:61-70.
• 吉田武郎ら(2012)流域水循環のモデル化における低平河川からの氾濫過程の導入方法.農業農村工学会論文集.281:27-34.
• 増本隆夫・石田聡(2011)気候変動が水・土地資源に及ぼす影響評価と対策技術の開発研究.農業農村工学会誌.79(12):15-18.
• 増本隆夫(2012)気候変動と水田の水利用,Journal of Rainwater Catchment Systems(日本雨水資源化システム学会誌).17(2):79-85.
• 長井薫ら(2011)データの極端に少ない地域における新たな流域灌漑方式.農業農村工学会誌.79(4):15-18.

タイトルに関連する用語 (17件)： 気候変動 ,  循環 ,  食料生産 ,  プロジェクト ,  地球温暖化 ,  農業 ,  影響評価 ,  適応 ,  開発 ,  水 ,  土地資源 ,  水田 ,  貯水池 ,  ため池 ,  災害 ,  活用 ,  温暖化対策