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J-GLOBAL ID：201602219037971641   整理番号：16A1003100

国際ブランドとしての岩手県産“吉品乾鮑”の価値と課題-地域資源の価値創造のために-

A Value and Issue of “Kippin Dried Abalone” made in Iwate Prefecture as International Brand-Towards a Value-creation Utilizing Local Resources-

著者 (1件)： 宮田勉 (水産総合研究セ)
資料名： 国際漁業研究
巻： 14  号： 1  ページ： 37-53  発行年： 2016年03月31日 
JST資料番号： F1094A  ISSN： 2187-9265  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 日本から輸出される水産物で,国際的なブランドは稀であるが,そのブランドには国際的な競争に打ち勝つ要因を含んでおり,地域資源の価値創造を図るためには重要な研究対象である。本報告では,中国でトップクラスのブランドである吉品乾鮑を対象に,ブランド形成要因や地域資源価値などを先行研究レビュー,定量分析(Structural Break TestやCluster Analysis)によって明らかにした。特に,産地における資源管理,共販システム,伝統的技術の継承,そして消費地における7社の問屋の役割,さらに産地乾鮑加工業者と消費地問屋のリレーションシップがこのブランドを維持する要であった。(著者抄録)

シソーラス用語： 岩手県 ,  *ブランド ,  *アワビ類 ,  貿易 ,  資源 ,  *経済 ,  価格
準シソーラス用語： *地域ブランド ,  国際貿易 ,  地域資源 ,  *水産経済 ,  販売価格

分類 (2件)： 魚類以外の水産動物  (FH02030V) ,  水産経済・経営  (FH01020D)

タイトルに関連する用語 (6件)： ブランド ,  岩手 ,  鮑 ,  価値 ,  地域資源 ,  価値創造