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J-GLOBAL ID：201602219375639835   整理番号：16A0812054

アクセシビリティ向上を目的としたHTML属性記述の分類と系統化

Classification and Systematization of HTML Attribute Descriptions for Accessibility Enhancement

著者 (5件)： 松井真子 (和歌山大 大学院システム工学研究科) ,  松延拓生 (和歌山大 システム工) ,  満田成紀 (和歌山大 システム工) ,  福安直樹 (和歌山大 システム工) ,  鯵坂恒夫 (和歌山大 システム工)
資料名： 情報処理学会研究報告(Web)  (IPSJ Technical Report (Web))
巻： 2016  号： SE-192  ページ： Vol.2016-SE-192,No.8,1-8 (WEB ONLY)  発行年： 2016年05月26日 
JST資料番号： U0451A  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 近年,ウェブで利用されているアプリケーションはRich Internet Application(RIA)が主流となっている。しかし,RIAは同一ページ内で動的に情報が更新されるため,支援技術を用いてウェブを利用するユーザには変化が伝わらない可能性がある。このようなアクセシビリティに関する問題を解消するには多大な労力を必要とする。そこで本研究では,HTMLを対象に動的なオブジェクトの状態を把握するためにWAI-ARIAの仕様を基に必要なHTML属性記述を検討し,属性の記述方法の分類と系統化を行った。実際にユーザインタフェース(UI)を22種類作成し,UIの使用目的毎に分類した結果,入力系・表示系・操作系・ナビゲート系・部品系の大きく5種類に分類された。その後,分類毎に標準化すべき属性の記述方法を検討した。JavaScriptライブラリによって,Role属性からUIの種類を判断し,必須の属性値を動的に付与するサポートが可能であると考えられる。(著者抄録)

シソーラス用語： インターネット ,  *HTML ,  ユーザインタフェイス ,  Web【情報システム】 ,  *アクセシビリティ ,  Javaスクリプト ,  *Webアクセシビリティ
準シソーラス用語： RIA

分類 (1件)： 情報サービス  (AC08000K)

引用文献 (11件)：

• W3C/WAI,Accessible Rich Internet Applications (WAI-ARIA) 1.1,November 2015, <https://www.w3.org/TR/wai-aria-1.1/> (参照日 2016.2.13).
• 富士通株式会社 総合デザインセンター著,よくわかるウェブ・アクセシビリティ&ユーザビリティ誰もが使いやすいウェブサイトへ,FOM 出版 (2014).
• 山田 肇:ウェブアクセシビリティの標準化と普及への課題,科学技術動向,vol.122,pp.20-35(2011).
• W3C,Web Content Accessibility Guidelines(WCAG)2.0, December 2008 <https://www.w3.org/TR/2008/REC-WCAG20-20081211/> (参照日 2016.2.12).
• 日本規格協会,JIS X 8341-3:2010:高齢者・障害者等配慮設計指針-情報通信における機器,ソフトウェア及びサービス-第3部:ウェブコンテンツ (2004年6月制定,2010年8月改正).

タイトルに関連する用語 (6件)： アクセシビリティ ,  HTML ,  属性 ,  記述 ,  分類 ,  系統