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J-GLOBAL ID：201602219838673952   整理番号：16A0368541

低コスト・省力化,軽労化技術等の開発-自給飼料を基盤とした国産畜産物の高付加価値化技術の開発(飼料生産)-第2編 飼料用の稲麦二毛作体系を基軸とした持続的な飼料生産技術の開発 第3章 飼料用米等の低コスト・低投入・安定多収生産技術の開発 1 家畜ふん堆肥を活用した飼料用米の低投入・持続的生産技術の開発(5)家畜ふん堆肥を活用した飼料用米の低投入・持続的生産技術の開発

著者 (3件)： 草佳那子 (農業・食品産業技術総合研究機構 中央農業総合研究セ) ,  箭田佐衣子 (農業・食品産業技術総合研究機構 中央農業総合研究セ) ,  石川哲也 (農業・食品産業技術総合研究機構 中央農業総合研究セ)
資料名： 農林水産省農林水産技術会議事務局研究成果  (農林水産技術会議事務局研究成果)
号： 546  ページ： 100-104  発行年： 2016年03月31日 
JST資料番号： S0070A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 飼料用米6品種の粗玄米重や耐倒伏性を比較し,「北陸193号」が有望品種と判断された。「北陸193号」の粗玄米重は牛ふん堆肥と窒素肥料の施用量に応じて増加し,牛ふん堆肥を2t/10a連用して10kg-N/10aの窒素肥料を施用すると,粗玄米重は安定的に800kg/10aを超えた。稲わらを持ち出して「北陸193号」の多収を目指す場合は窒素及びカリウムの収奪防止と化成肥料節減のため,牛ふん堆肥2t/10aに加えて窒素肥料10kg/10aの施用が望ましい。(著者抄録)

シソーラス用語： *堆肥 ,  家畜糞尿 ,  *飼料作物 ,  栽培管理 ,  イネ ,  表現型 ,  品種選定 ,  土壌管理 ,  窒素肥料 ,  作物収量
準シソーラス用語： *家畜糞堆肥 ,  施肥管理 ,  農業形質

分類 (2件)： 飼料作物,草地  (FC03050J) ,  施肥法・肥効  (FB05030Y)

引用文献 (5件)：

• Goto A., Sasahara H., Shigemune A. and Miura K. (2009) Hokuriku 193: A new high-yielding indica rice cultivar bred in Japan. JARQ. 43: 13-18.
• 太田久稔ら(2012)多収水稲糯品種「もちだわら」の育成.作物研報.13:23-40.
• 西田瑞彦(2010)重窒素を用いた直接的手法による水田における有機質資材由来窒素の動態解明.東北農研報告.112:1-40.
• 上之薗茂・長友誠・高橋茂・國枝栄二・山室成一(2004)重窒素標識法による鶏ふん堆肥およびオガクズ牛ふん堆肥の水稲に対する窒素供給能の評価.土肥誌.75(3):313-319.
• 牛尾信吾・吉村直美・斉藤研二・安西徹郎(2004)家畜ふん堆肥の成分特性と肥料的効果を考慮した施用量を示す「家畜ふん堆肥利用促進ナビゲーションシステム」.土肥誌75(1):99-102.

タイトルに関連する用語 (19件)： 省力化 ,  軽労化 ,  開発 ,  自給飼料 ,  基盤 ,  国産 ,  畜産物 ,  高付加価値化 ,  飼料 ,  稲 ,  麦 ,  二毛作 ,  体系 ,  飼料生産 ,  飼料用米 ,  投入 ,  多収 ,  家畜ふん堆肥 ,  活用