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J-GLOBAL ID：201602220793761980   整理番号：16A1288879

トレハロースの代用としてのレンツトレハロースA,B,およびCの安定性とバイオアベイラビリティ

Stability and Bioavailability of Lentztrehaloses A, B, and C as Replacements for Trehalose

著者 (9件)： WADA Shun-ichi (Inst. of Microbial Chemistry (BIKAKEN), Tokyo, JPN) ,  SAWA Ryuichi (Inst. of Microbial Chemistry (BIKAKEN), Tokyo, JPN) ,  OHBA Shun-ichi (Inst. of Microbial Chemistry (BIKAKEN), Tokyo, JPN) ,  HAYASHI Chigusa (Inst. of Microbial Chemistry (BIKAKEN), Tokyo, JPN) ,  UMEKITA Maya (Inst. of Microbial Chemistry (BIKAKEN), Tokyo, JPN) ,  SHIBUYA Yuko (Inst. of Microbial Chemistry (BIKAKEN), Tokyo, JPN) ,  IIJIMA Kiyoko (Inst. of Microbial Chemistry (BIKAKEN), Tokyo, JPN) ,  IWANAMI Fumiki (Inst. of Microbial Chemistry (BIKAKEN), Tokyo, JPN) ,  IGARASHI Masayuki (Inst. of Microbial Chemistry (BIKAKEN), Tokyo, JPN)
資料名： Journal of Agricultural and Food Chemistry  (Journal of Agricultural and Food Chemistry)
巻： 64  号： 38  ページ： 7121-7126  発行年： 2016年09月28日 
JST資料番号： C0251A  ISSN： 0021-8561  CODEN： JAFCAU  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： トレハロースは甘味料,湿潤剤,および安定剤として広く使用されているが,種々の生物において発現する酵素トレハロースにより遍在的に分解されやすい。本稿では,微生物と哺乳類細胞培養中の放線菌から導出された新しいトレハロース類縁化合物レンツトレハロースA,B,およびCの生体内分解とそれらの薬物動力学をマウスを用いて分析し,トレハロースの後継者としてのそれらの可能性を評価した。12種の微生物と2腫瘍細胞系間で,7トレハロースが消化されたが,レンツトレハロースの最終的消化はなかった。マウスに経口投与(0.5g/kg)したとき,トレハロースは血液と尿中で明らかに検出されず糞便中にわずかに検出された。しかし,レンツトレハロースは血液中で数時間にわたり>1μg/mL検出され,最終的に糞便と尿に排出された。これらの結果により,レンツトレハロースは良いバイオアベイラビリティをもつ非生鮮食品材料と薬物候補としてトレハロースを置き換えることができることを示した。

シソーラス用語： *二糖類 ,  安定性 ,  *バイオアベイラビリティ ,  *酵素的分解 ,  *放線菌類 ,  薬物動力学 ,  培養細胞 ,  消化 ,  糞便 ,  薬物 ,  細胞培養 ,  哺乳類 ,  マウス ,  甘味料 ,  湿潤剤 ,  安定剤 ,  ピラノシド ,  グルコシド
準シソーラス用語： 食品材料

分類 (3件)： 少糖類  (CF10053Y) ,  酵素一般  (EB09010D) ,  微生物代謝産物の生産  (FK03020A)

物質索引 (1件)： トレハロース

タイトルに関連する用語 (4件)： トレハロース ,  代用 ,  安定性 ,  バイオアベイラビリティ